2階建ての話
ある番組で聞いた2階建ての話が面白かった。というか、これこそがいつも自分がもつ「頭のいいひとたち」に対する違和感。
下記は違うところからの引用だけど同じ話。
二階建ての哲学という問題提起をしてみます - 水溜りに映る虹と、風と
https://frog-beee.hatenablog.jp/entry/20131127/1385558809
"日本の哲学者は奇妙で、一階に住んで人々と同じふるまいをしているのに、哲学するときだけ二階に上がってくる。ヨーロッパの哲学教室があって、音楽教室のように哲学者の絵とか写真が吊るしてあって、それを見ていろいろしゃべって。で、ふっと見たときには、もう階段は外してあって、降りられなくなってるって。日本の哲学研究者は哲学という批判的思考をとおして自分の生活、自分の文化を吟味するということをしていない。つまり、一階と二階を全然行き来できないということだったんですけど、これは今でも克服されていないような気がする……。(pp.32-33)"
分かりやすく話せとかかんたんな言葉で話せとかそういうことじゃなくて、「そこ」にある断絶に対する違和感はないのかということだとおもう。
2階だけで通用する言葉で勝つためだけにやるならそれゲーマーと変わらんで、なんならいまは配信やってるゲーマーやストリーマーのほうがよっぽど1階と接続してるで、みたいな話。
とはいえ「1階」と「2階」の区別は重要で、これがすべてワンフロアになるのも望ましくなく、1階と2階を適切に行き来できるようにするというのが重要なんだとおもう。
とかいいながらネタ元まったく読んでないけど。