
園児に伝えたい「あなたは悪くない」TIC(トラウマインフォームドケア)

見出し画像は、miidoriさんからお借りしました。ムチムチして手を握りたいほど、愛おしい感じがします。
誰でもこの世に生まれた時から…いえいえ、お母さんのお腹に宿った時から、安心・安全に生きる権利がありますよね。
最近、胸が痛んだニュース。どうしてこんな事が起きてしまったのか?解明され二度と同じ過ちを繰り返してほしくない!と願っています。そして、被害に遭った子ども達に、大人の私たちができることがあると知って欲しいと思ったので、今日はTIC(トラウマインフォームドケア)について書いてみます。
知ることで、見える世界が変わるかもしれません。
TICって何?という方へ 読んでもらえたらとても心強く思います。
こころのケガを経験した子供とその支援者が、トラウマとその影響について理解しながらかかわっていく事をトラウマインフォームドケア(Trauma-Informed Care:TIC)といいます。
トラウマについて知ることで、子どもは「自分が悪い子だったから叩かれたのだ」「自分は愛されていないから叱られるんだ、施設に入れられたのだ」といった自己否定的な考えから、「自分が辛い体験をしたのは、自分のせいではない」と考えられるようになるでしょう。
それによって「自分なりにがんばってきた」「もっと安全で幸せな人生を送れるかもしれない」という前向きな考えがもてるようになるかもしれません。
また、支援者もトラウマの影響を理解することで、子どもの成長や回復を支える適切なかかわりができるようになるでしょう。
インフォームドは、前提としてという意味なので、TICは「トラウマやこころのケガがあるかもしれないなぁ…という前提で、相手に関わること」と言えます。
そうすると…思わず「やめなさい!」「ちゃんとして!」と言いたくなる行動を目にした時に、トラウマやこころのケガがあるかも?!という見方をすると、「過去のつらい体験を思い出して、とっさに身を守ろううとしたのかもしれない」
そうすると、「やめなさい!」と注意するだけでなく、「怖かったんだね」と関わることができるかもしれませんよね^^
今回の事件の被害者となったお子さん達には、
子どもを傷つけるのは間違いです。
保育士の行動が間違っている
「あなたは何にも悪くないよ」
そう伝え続けてほしい(もう、そうされていると思いますが^^)
ここまで書いていて、他にも書いてみたいことが浮かんできました。
どうしたら、同じようなことが起きることを防げるだろう?
保育園側から
子どもの側から
言葉にしておきたいと思っています。
よかったら、またおつき合いくださいませ^^
トラウマは意外に身近なモノ?
この記事を書いたのは
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