
【本の新しい可能性よ、広がれ!】
ペイフォワード文庫が人々に馴染み、選択できる世界を作る。本を読む・シェアする・アウトプットするだけでなく、新しい可能性がここから広がります。
それが、~本を通じた次世代への恩贈り 「ペイフォワード文庫」~
私が今一緒にお仕事させてもらっている(株)BOOKDAM でこの度新しい「本のプロジェクト」が始動しましたので皆さんにもご案内いたします!
ペイフォワードって何?
ペイフォワードという言葉を初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれません。ペイフォワードとは、(Pay it forward) ある人物から受けた親切を、また別の人への新しい親切でつないでいくことを意味します。
「ペイフォワード文庫」とは?
中高生たちが自分で選んで買わない(あるいは何らかの理由で買えない)本を、「この本をぜひ読んでほしい!」と思う大人たちが書店を通じて書籍をプレゼントする、書店を介する恩贈りを目的とした取り組みです!
皆さまに前もってお知らせしたいのは、この取り組みが誕生した場所は静岡県掛川市にある高久書店であることです。発案者は地元IT企業の株式会社あらまほし代表・戸田佑也さん。高久書店店長である高木久直さんとの雑談の中で、アイデアが生まれたそうです。
「本で育ててもらった大人たちが未来を想い、次の世代を担う若者たちへ本をプレゼントすするのはどうだろう・・・」そんな一言から始まったこのペイフォワード文庫。
2021年6月、記念すべき第1回目のフォワーダー(贈り主)に戸田さんを迎えられてスタートした「ペイフォワード文庫」は、地元経営者の方を中心にフォワーダーに名乗りを挙げられる方が毎月絶え間なく生まれ続け、地域にその存在が日に日に浸透しており、たくさんの方から喜びの声が届いているようです。
「なぜ広めようと思ったのか?」
このニュースを知ったわたしたちは純粋に感銘を受けました。そして「ペイフォワード文庫を全国に拡げたい」という想いを戸田さんと高木さんに伝え、ご快諾をいただき、正式に事業化していくことに至りました。
その想いが生まれた源泉には、本や書店を通じて誰かにプラスのエネルギーを届けていく、人や本との新たな出逢いの場を創り続けていくというブックダムの指針が存在しています。
ありがたいことに早速4書店様からご賛同をいただき、さらに他の書店様からも続々と声をかけていただいております。2022年中に25書店での開催を目標に動いていく計画です!
「フォワーダー募集中!」
そして忘れてはならないのは、「ペイフォワード文庫」はフォワーダー(贈り主)とレシーバー(受け手)の存在があって成り立つものだということです。そこで、わたしたちは現在フォワーダー(恩贈り)として参加いただける方を募集しております。あなたが読んで心を動かされた本、人生を動かされた本、感動した本、涙した本、面白かった本、ぜひ本屋さんに並べませんか? それを若い人たちにプレゼントしませんか? まだスタートしたばかりの取り組みですが、みなさまのご支援・後押しを力に変えさせていただきながら、「ペイフォワード文庫」をじっくり大切に育ててまいります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
最後に・・・・
あなたの心を動かしたその本を、きっと若い人も必要としている。人は言葉が必要であり、言葉なしには生きてはいけないと思います。どんなに時代が便利になったとしても、人は本屋へ通い続ける。本を読み、そこに書かれている言葉を物語を読んで、人は心を動かされる。「この本おすすめしたい!」「これ絶対に読んでほしい!」さまざまな想いの詰まったその本を、本屋さんに並べる。それを目にするのは中高生だけではありません。その本屋に訪れた大人も見ることができます。
本で出来る貢献(ペイフォワード文庫)が当たり前になる世界になったらいいなと私は思います。その本を手にして読んだ中高生が、また次への恩送りに繋がればこれほど嬉しいことはありません。世界はきっと回っている。まわりまわって、それはやがて、自分の元に(違う形で)返って来るんだと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
