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変化を続ける研修内容
某ヘアケアブランド様で
新人研修システムの構築サポートをさせて頂いています。
全4回に分けてのプログラム、
ステップごとに習得内容を精査し、
各研修別に使用する確認テスト、
タイムスケジュールなどを
ブランドトレーナーの方と一緒に作成を進めてきました。
構築し、実施。
実施する度に改良改善。
トレーナーのおっしゃった言葉が印象に残ります。
「このプログラムは完成する時が来るのでしょうか?」
研修を提供する側が
“これで完璧”
と思った時点で、
一方的に与えるただの勉強になってしまうと思っています。
ただの勉強になってしまったら、
店頭接客でリアルに活用できる内容ではなくなってしまう。
トレーニング部の自己満足の時間になってしまうと言っても
過言ではないと思います。
なので、
毎回研修実施後、
・このスケジュールで本当に無駄がなかったか?
・この内容は実際に店頭で活用できるか?
・無駄に知識を詰め込もうとしていないか?
などを振り返り、
次の研修前には改善点を拾い出し、
内容を改良します。
現在、
来週に控えた研修で使用するツールの見直しを
ブランドトレーナーと一緒に取り組んでいます。
・この確認テスト内容で大丈夫か?
・この事前アンケートは普段の店頭接客と乖離していないか?
・このスライド内容でポイントが伝わるか?
・この表現で誤解が生じないか?
など、
受講生の現状のスキルと照らし合わせながら、
準備中です。
研修プログラムの大枠のガイドラインを決めることが出来ても、
やはり内容は毎回改良改善が必要だと感じます。
お客様の購買動向や時代のトレンドが流動し続ける以上、
研修内容も変化することは不可欠。
“これで完成”ではなく、
“常にアップデート”する研修内容の必要性に共感し、
ともに構築してくれるブランドトレーナーには
感謝しかありません。
リアルに活用できる研修内容の構築を
継続していきたいと思います。
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