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合氣道のお稽古仲間から勧められた本、
“エグゼクティブはなぜ稽古をするのか”
著者:梅澤さやかさん
 
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1999916
 
 
午前中で仕事が終わったので、
午後に没頭して一気に読んでしまいました。
 
稽古に励む人から共通して聞かれることとして、
・心がスッキリする
・人と深いやり取りが出来るようになった
・視座が上がった
・技を覚えるだけでなく心と体にも変化がある
・肩書や立場を超え、一人の人間として出会うことで
本質的な人脈が育まれ、深いコミュニケーション力も磨かれる
などが挙げられていました。
 
心の奥底から共感しました。
合氣道を習い始めて今月で6年目。
今ではお稽古が無いと心がざわつき、
落ち着きが乱れる感覚になります。
なぜここまで合氣道に魅了されたのか、
文字で説明をされたような共感でした。
 
本書の中で説明の合った
“暗黙知”
言葉や数値ではうまく表現できない、
でも確かに存在する知識。
 
恥ずかしながら、
この言葉を知りませんでした。
道場での所作、お稽古での心構えや立ち振舞、
心と体の使い方、そして技に至るまでの全てにおいて、
言葉では説明しきれない事をたくさん学べる場であったことを
改めて知りました。
 
習い始めた頃より年月を重ねるほどに
真剣に稽古に取り組むようになりました。
誰に教えられたわけでもなく、
師範、有段者の先輩方の所作を見て学んだように思います。
 
“師を持つことは立場を捨てること”
という表現にもハッとさせられました。
“師を持つ稽古の場に身を置くことで、
「立場を持たない自分」に立ち返り、
純粋に一人の人間として存在することができる“
 
確かに、
有段者の先輩方の生き生きと稽古に励む姿、
師範の一挙手一投足を習得しようとする真剣な姿を
思い出しながら読んでいました。
そのような先輩方と共に稽古することで、
自分自身も年月を重ねるほど
真剣に稽古に取り組むようになったのだと思います。
 
この本との出会いによって、
自分がどれほど素晴らしい環境に出会えたということに
改めて気付かされました。

本書で得た学びを噛み締めながら
これからも合氣道の稽古に励んでいきます。

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サン・ティトル代表 猪越理恵 / 業界歴30年の美容スペシャリスト
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。 https://www.rie-inokoshi.com/