生理をアーユルヴェーダ目線で ②
こんにちは!
あーゆるNurseのRieです。
さて、前回の記事の続きを書いていきます。
今回は、アーユルヴェーダの視点から少し深掘り!
講座を受けてくださっている方ならわかりやすい記事になるかもしれません。
さて、子宮というの『ヴァータの座』と言われています。
子宮のケアはヴァータのケアを中心に行うと、
諸症状は軽減すると考えられます。
取り入れることは
・温めること(温性の食材、スパイス、体を温める、オイル、)
・適度な水分
・ゆっくりする、規則的なこと、睡眠、休息
など。
ホルモンの動きとドーシャ
女性ホルモンのバランスの変化については
・月経中はヴァータエネルギーが強まる
子宮の収縮、排出
・月経後卵胞期はカパのエネルギーが強まる
安定させる、整える、蓄える
・黄体期はピタのエネルギーが強まると考えられます。
変換する、温める
特に月経中はヴァータが乱れやすいので、
先に挙げたヴァータのケアがおすすめです。
実際に今日の私は、鈍い下腹部のしんどさ(痛みではないけどだるい)
眠気、疲労感がありました。
午後から思い切って昼寝をすると、スッキリと回復!
やはり休息って大事だぁなと思いました。
PMS月経前の症状について
このホルモンのサイクルを見ると、生理前はPITAが乱れやすいな、と思うのですがここもまた個人の体質によって違うのですね。
黄体期は高温期とも言われ、体温が上がって妊娠している場合は体の変化が起きます。ピタが乱れてくると過食、イライラ、熱い、消化不良、下痢や軟便がひどくなったりするかもしれません。
それでも人によって食欲が落ちたりするのは、体質やその時の乱れに影響されるからなんですね。
ポイントは、自分の症状がどのドーシャの乱れに当てはまるか。
ご自身の症状をドーシャの性質とリンクさせると対応方法がわかってきます。
これがアーユルヴェーダのいいところ!
乱れを大きくする前に整えることで、少しでも楽な体へ✨
3つのドーシャ全て持っているので、どれかだけでなく
複数のドーシャの乱れが大きくなっている場合も!
その時は合わせてケアをしてください。
生理前にヴァータの乱れが強い場合
こんな症状
・不安、落ち込み、感情の起伏が激しくなる、
・お肌や髪の乾燥、口渇、冷え、浮腫み
・不眠、便秘、痛みの症状(胸、腹部、腰痛など)
・明け方や午後からがしんどい(ヴァータの時間)
生理前にピタの乱れが強い場合
こんな症状
・イライラ、怒りっぽい、批判しやすくなる、
・口渇、下痢、ニキビ、皮膚トラブル
・顔や体のほてり、発汗
・特にお昼間に症状が強い(ピタの時間)
生理前にカパの乱れが強い場合
こんな症状
・やる気が出ない、だるい、眠い
・センチメンタル、涙もろくなる、気分が停滞気味
・寒い、風邪っぽい
・食欲低下、むくみ、胸の張り、
・特に朝と夜に症状が強い(カパの時間)
ヴァータが乱れていて、体が休息を求めているから、眠い場合もあります。
眠気が強いからカパの乱れ、と一概に断定もできないんですね。
ドーシャは常に変化してそれぞれが連動しています。
できるだけ体の声を聞いて、対応するのが一番良いです。
経験上、イライラするときも、食べ過ぎる時も、
まずは一旦リラックスや休息が一番必要だと思います。
現代人は朝も夜も関係なく働きすぎることもあります。
まずは体の声を聞いて、労って、優しく、休んでください♪
今回は生理に関するお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?