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AI時代を味方に!ミドル世代が「賃金格差」を乗り越えるコツ

就職氷河期世代として、厳しい就職環境やキャリアの停滞を経験してきた私たち。しかし、AIやデジタル技術が進化した今、これまでの経験を活かしながら新たな可能性を切り拓くことができます。

本記事では、リスキリングの重要性に触れながら、ミドル世代が賃金格差を乗り越えるコツをお伝えします。

1. 若手重視の賃上げ:ミドル世代が置き去りにされる現実

近年、若手社員への賃上げが企業の優先事項となっています。大手企業では初任給30万円以上への引き上げや、20代の賃金が10%以上増加するケースも珍しくありません。
一方で、40代以上の中堅層は賃金増加が限定的であり、場合によっては減少する傾向も見られます。

若手優遇の背景

厚生労働省「2023年賃金構造基本統計調査」によると、大卒25~29歳の平均賃金は前年比2.8%増、高卒では5.5%増と若年層で顕著な伸びが見られます。

これは少子高齢化による人材不足や、新卒採用市場での「売り手市場」が背景にあります。企業は若い労働力を確保するために初任給や福利厚生を充実させています。

ミドル層への影響

一方で、35~54歳の中堅層では賃金減少が報告されています。
2023年の統計では35~39歳で2.1%減、40~44歳で0.6%減、45~49歳で1.3%減といった結果が出ています。

これは若手重視の配分や、ジョブ型雇用への移行などが影響していると考えられます。また、「すでに給与水準が高い」とみなされる中堅層は昇給率が低くなる傾向もあります。

2.「経験」×「新しいスキル」で切り拓く!

厳しい状況ではありますが、AIやデジタル技術は、ミドル世代にとって大きなチャンスです。
これらを活用し、自分自身の市場価値を高めることで、新しいキャリアの扉を開くことができるでしょう。

オンライン学習やAIツールで学び直し

オンライン学習プラットフォームやAIツールを使えば、自宅で手軽に需要の高いスキルを学ぶことができます。
例えば、ChatGPTなどの生成AIは、仕事効率化にも役立ち、新たな職種への可能性も広げてくれます。

リスキリングでキャリア再構築

筆者の記事でもご紹介したように、新しいスキルとこれまで培った経験を組み合わせることで、新たな役割価値を生み出します。

経験豊富なミドル世代の「強み」

氷河期世代特有の「柔軟性」や「粘り強さ」は、新しい技術への適応やチームマネジメントで大きな強みとなります。

また、若手にはない「視野の広さ」や「経験値」は、この世代ならではの武器です。
自分には何もない」と思わず、自分自身の価値に目を向けてみましょう。

3. ミドル世代からのキャリア形成のコツ

自己投資を惜しまない

DX関連スキルなど、市場価値の高い分野への学び直しがおすすめです。
特に生成AIなど、今後ますます需要が高まる分野に挑戦するのも良いでしょう。

まずは、YouTubeや無料セミナーなど、小さなステップから取り組んでみてください。

ネットワーク作り

SNSや勉強会で仲間と情報交換し、新しい仕事につながるネットワークを構築しましょう。同じ課題感を持つ仲間との交流は、自分だけでは気づけないアイデアやヒントになることがあります。

ポジティブマインドセット

過去ではなく未来に目を向け、「これから何ができるか」を考えて行動することが大切です。「どうせ無理」と諦めず、一歩ずつ行動することで新たな自分に出会えるはずです。

まとめ

就職氷河期世代として厳しい現実に直面してきましたが、それでも私たちには経験と知識があります。リスキリングで自分自身を磨き直し、新しい価値を生み出すことで、賃金格差も乗り越えられるでしょう。

同じ時代を生きてきた仲間としてお伝えしたいことは、「今からでも遅くない」ということです。一緒に前向きな一歩を踏み出し、自分らしいキャリアを築いていきましょう!

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りえ|AIキャリアライター
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