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『ベルサイユのばら』に学ぶ女性のキャリアの本質〜「自分らしさ」と「覚悟」

劇場アニメ『ベルサイユのばら』を号泣しながら鑑賞し、私は気づきました。
50年前の作品なのに、なぜこんなにも心を揺さぶられるのか…。
それは、オスカルとマリー・アントワネットの葛藤が、今を生きる女性のキャリアや自己実現の悩みを映し出しているからなのです。

今回は、「ベルばら」の影響を色濃く受けた私の経験を交えながら、ふたりの主人公から見える「自分らしさ」と「覚悟」について、キャリアコンサルタント視点で考えてみました。

*映画のネタバレは含みません。

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オスカル:「事業承継」と「自己実現」の狭間で

オスカルの人生は、まるで現代の「事業承継」の課題を先取りしているかのように見えます。

  • 名門ジャルジェ家の跡取りとして「男性」として生きる宿命を背負う

  • 近衛連隊長という輝かしいキャリアと、ひとりの「女性」としての葛藤

  • 革命へ身を投じる―信念を貫く覚悟

「家業」である王家を警護するキャリアも貴族の身分も捨て、愛するアンドレとともに「一市民」として戦うことに。

特に印象的なのは、アンドレとの「今宵一夜」のシーンです。
死を覚悟して、初めて女性としての喜びを知るオスカル。
(結末を知っていても泣けてきます…)

この瞬間、彼女は「本当の自分」と向き合えたのだと思います。

来場者特典!池田先生のお名前入り
伝説のオスカル・ドレスシーン
原稿(写し)いただきました😭


マリー・アントワネットの生きづらさ

一方、マリー・アントワネットの物語は、現代女性の「生きづらさ」を象徴しています。

  • 14歳での政略結婚―与えられた役割の重圧

  • フェルゼン伯爵との恋―本当の自分を生きる喜び

  • 浪費という自己表現―抑圧された感情の発露

フランス王妃という特殊な立場ではあったものの、「良き母」「良き妻」でなければならない、といったプレッシャーは現代にも通じるものがあります。

彼女の姿は、「社会の期待」と「自己実現」の狭間で揺れる現代女性の姿と重なります。

SNSで、「いいねをもらえる自分」を演じることを強いられる
女性たちの苦しみにも通じるのではないでしょうか。

オスカルから学んだ筆者の「覚悟」

オスカルもアントワネットも、与えられた環境の中で必死に「自分らしさ」を模索しました。それは、まさに私たち現代女性の姿そのもの。

私自身、離婚をきっかけに自立を決意し、キャリアコンサルタント国家資格を取得。
恵まれた環境を手放し、シングルマザーとして生きる選択をしました。

振り返ると、多感な時期にアニメやコミックで刷り込まれた「ベルばら」の影響が大きかったように感じます。

貴族の身分も近衛連隊長のキャリアも捨てて、革命に身を投じたオスカルが
自分の信念を貫くこと」の大切さを教えてくれたのです。

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家宝にします✨

自分らしい生き方を求めて

劇場のエンドロールが流れても、頬を伝う涙が止まりませんでした。
キャリアに悩み、幾度となく涙してきた私。でも、オスカルのように自分に誠実でありたいと思えるようになったからこそ、今でもチャレンジを続けられているのだと思います。

『ベルサイユのばら』は、私の人生を変えたと言っても過言ではない、特別な作品です。

ぜひ劇場に足をお運びいただき、あなた自身の人生と重ね合わせながら、令和に蘇った美しい世界観をお楽しみいただけたらと思います。
(タオルハンカチ持参でどうぞ!)

🌹皆さんの「推しキャラ」や
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私は、オスカル推しです✨

公式サイトの「ポスターメーカー」で
作成しました🌹


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りえ|AIキャリアライター
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