2/4 立春 じゃばら巻き寿司
立春
東風解凍 はるかぜこおりをとく
東風とは春を感じさせるあたたかな風のこと。なぜ南からではなく東からの風なのだろうと思ったら、陰陽五行で東は春を意味するからだそう。
冬の土用も終わり、春の始まり。
梅の花や新芽パトロールに出かけたくてうずうずしてます。
昨日は色々な場所で巻き寿司を目にして食べたくなったので、夕飯に作りました。
今回はお酢の代わりに「じゃばら」という柑橘を。
じゃばらは漢字で書くと「邪祓」鬼も逃げ出すほどの酸味という意味から名付けられたとのことで節分にぴったり。
ほんのり苦味や生っぽさを感じる独特な香りと味が大好きで、見つけると必ず買う柑橘のひとつです。
具材は焼いてお醤油とみりんで味付けした厚揚げとにんじん、塩揉みした紫キャベツ、沢庵。
ドイツに住んでいた頃に何度かお洋服の受注会で料理を用意させていただき、ヴィーガンの方が満足できて見た目も美しい巻き寿司はとても喜ばれました。またドイツでもお料理したいな。