Rico

2005年からカナダ、モントリオール在住。夫フランス人、子ども3人。翻訳、編集、トランスクリエイションなど言葉にかかわる仕事に20年以上携わってきたのですが、昨今のAI化で自分の仕事の価値に疑問を抱くようになり、50代を目前に一念発起して鍼師を目指して勉強を始めました。

Rico

2005年からカナダ、モントリオール在住。夫フランス人、子ども3人。翻訳、編集、トランスクリエイションなど言葉にかかわる仕事に20年以上携わってきたのですが、昨今のAI化で自分の仕事の価値に疑問を抱くようになり、50代を目前に一念発起して鍼師を目指して勉強を始めました。

最近の記事

それぞれの事情

今日初めてクラスメートの一人に話しかけた。 授業終了後いつもモタモタしている私は大体、一番最後まで教室にいるのだが、今日はまだ一人机に座っていたので、声をかけてみた。 「この学校に来て長いの?」 「2年前から来てるわ」 「何の勉強をしているの?」 「化学。看護婦になりたくて。今、病院で働きながら、ここに来てるの。 でも子どもが2人いるし、毎日は来れないわ。」 「そうなんだ。私も子どもが3人いて、仕事もしてるから、朝の4時間だけ来ているんだけど。あなたも大変だね。」 「

    • 問題自体がわからん!

      さて、フランス語でのサイエンスの勉強も3週目に入った。 だんだんなれてくるのかな、と思いきや、勉強がどんどん難しくなるので、ペースダウン。 教科書を読んで、なんとなくわかった気になって、問題を解こうとすると、問題自体がわからない!という自体に陥る。 何を聞かれているのか分からないのだ。 これってフランス語の理解力の問題? それともこういう問いかけに慣れていないからなの? マルチプルチョイスとかならわかるんだけどな~。 今まで習った項目を思い出して、なんとか記入しても 答え合

      • ムッシュ・デポについて

        鍼の学校に入るために、毎日通っている学校のサイエンスの先生は、ムッシュ・デポという名前。 初日に私がオリエンテーションで渡された紙を持って、生徒たちが黙々と自習している教室に入り、先生らしき小柄で初老の黒人の男性に 「すみません、今日からサイエンスのクラスに入ることになってるんですが…」 と声をかけると、メガネの奥からギョロリと私を睨み(そう見えただけだが)、無言で私の紙をとって、何か書き込み、ニコリともせず 「この教科書買ってきて」とだけ言った。 なんか怖い。 他の生徒

        • オープンカレッジに行ってきました

          昨日私が目指す鍼の学校のオープンカレッジがあったので、行ってきました。この学校はケベック州の公立校で、主に高校を卒業した16、17歳の学生が行くところ。オープンカレッジにやってきたものの、ほとんどがめっちゃ若い学生たちばかり。なんかキラキラしてるわ~。アラフィフの私はどっちかというと彼らの保護者の年齢…少々気後れしながらも、鍼の学科の説明会に向かいました。 ん?なんか年齢層高い? 明らかに他の学科とは年齢層の異なる人達が集っています。保護者…だけじゃないみたい。というかむし

          はり師を目指してフランス語で高校のサイエンスを勉強中

          30年前のカルマか?! 先週の月曜からフランス語でサイエンスの勉強を始めました。 はり師を目指す!と本格的に決心したのが8月末。ようやく何かしらの鍼の学校の申し込みに向けて、なんらかのアクションを起こしているので、進歩なんだけど「原子とはなんぞや」というところから始まって、元素の周期表「水兵リーベ僕の船…」(←これ覚えてます?現役の人もいたりして…)を覚えたりとか、道のりは長そう… 私の住んでいるカナダ、ケベック州ではセカンダリスクール(日本の中・高あたる学校・12~16

          はり師を目指してフランス語で高校のサイエンスを勉強中

          自己紹介/アラフィフの挑戦!

          はじめまして。カナダ、モントリオール在住のRicoです。 48歳、フランス人の夫と子ども3人の5人ぐらしです。 20年以上、通訳、翻訳、編集など言葉に関わる仕事をしてきたのですが、 今年一念発起してはり師を目指すことにしました。 人生100年時代、今から新しいキャリアを目指してがんばりたいと思います。 とはいえ、こちらの鍼の専門学校(フランス語、フルタイムで3年)へ申し込むという土俵にもまだあがれていません。そのための勉強を今、始めたところです。 毎日の勉強の記録、喜び、弱音

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