はり師を目指してフランス語で高校のサイエンスを勉強中
30年前のカルマか?!
先週の月曜からフランス語でサイエンスの勉強を始めました。
はり師を目指す!と本格的に決心したのが8月末。ようやく何かしらの鍼の学校の申し込みに向けて、なんらかのアクションを起こしているので、進歩なんだけど「原子とはなんぞや」というところから始まって、元素の周期表「水兵リーベ僕の船…」(←これ覚えてます?現役の人もいたりして…)を覚えたりとか、道のりは長そう…
私の住んでいるカナダ、ケベック州ではセカンダリスクール(日本の中・高あたる学校・12~16歳)を卒業後に入る「CEGEP(セジェップ)」という教育機関があります。ケベック州ではり師になるにはセジェップの鍼プログラムに入って学ぶ必要があります。
セジェップに入るためには、高校卒業証明書が必要で、さらに鍼のプログラムに申し込むには、高校のサイエンス(化学物理)の成績も必須。
こちらで高校を卒業していない私は、とりあえず日本の母校に問い合わせてみたのですが、「卒業証明書は出せるが、成績表は廃棄済み」とのこと。そりゃ30年前の成績表とかないよね。文系を選択したけど、物理とか化学とか多少はやった記憶があるんだけど…
こういう場合、どうすればいいのか、カレッジに問い合わせると、高校卒業資格をとったり、必要な科目を再履修できる学校がモントリオールのあちこちにあるそう。さすが移民の国。移民だけじゃなくて、中学や高校をドロップアウトした子たちも、ここから再チャレンジできるみたいです。
さっそく調べてみるとなんと長男のセカンダリの隣にある!申し込みをすませて、なんと次の週からスタートすることになった。
ただ、学校といっても授業をしてくれるわけではなく、サイエンスなら、専門の先生が教室に一人いて、自分で本を読んで問題を解いて、質問があったら先生に聞くというスタイル。私は高校4年のサイエンスをやるけど、5年だったり、3年だったり人によってやっている内容も進行ぐあいもそれぞれ。さらに週1回実験をしなくちゃいけない、一人で…。これを自分なりのペースで進めていって、本一冊終わったら、テストをして、受かったら次に進む。私の場合は本が4冊。これを全部クリアしてようやく、申込みができる。
ながっ!
昔よく物理とか数学とかの授業を全然勉強してないのに、テストの前日!っていう夢をみたけど、今回サイエンスを自力で乗り越えたら、この悪夢から開放されそうです。
読んでくださり、ありがとうございました。
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