自信は付けるのでは無くて取り戻すもの。
最近よく思うのが、我々ってアカウミガメの子供と違って卵から産まれてすぐ砂浜を歩いて海に入って、そこから親の顔も一度も見ずにに生きて行かれる生物では無いよな、と言う事。我々は赤ん坊の時には親(もしくはそれに準ずる大人)が世話してくれたからこそ、今どのぐらいポンコツでもここに存在していると言う事を忘れないで欲しい。だって人間の赤ちゃんって本当ウミガメの子供とかサメの子供とかと違って、誰かのサポートが無くては絶対に生き延びられないから。
と言う事は今まがいなりにも大人になっている全ての皆さんの事は、過去に確実に誰かが献身的にサポートしてくれたわけで、そこは自信を持って良いんじゃ無いかな、なんて思う。よく「自信を付けよう」とか言う人がいるが、幼稚園年長組とか、小学校低学年って結構みんな自信満々だったような気がする。そこから周りの大人達のどうでも良いいらない助言や、一緒にいる同世代の皆さんと自分を比べたりすると言う愚かな行為を通じて、徐々に自信を失って行ったのでは無いかと思う。なので大人になってからの自信は「付ける」のでは無くて「取り戻す」作業なんだと思う。今自信の無い皆さんも、今までの人生で少なくとも1日ぐらいは自信満々だった日があるはず(思い出せない人は単純に忘れているだけなのかもしれない)。今年はそこを思い出しながら、自信を取り戻しつつ生きて行けたら良いんじゃ無いかな、なんて思っている。