ちょっとした「迷案」が「名案」になるかもしれない。

 今日あるクライアントさんから電話が掛かって来て色々と喋っていた。その時に「これがこうだったらこれも良いな」と少し前に思いついていたちょっとした「迷案」をお伝えしたところ「あっ、それアリですね〜」なんて喜んでもらえた。まあそれが本当に採用になるのかはわからないのだが、「名案」のもとになっているのは、いつも「迷案」なんではなかろうか。

 例の岡田斗司夫さんのyoutubeで知ったのだが、USJを立て直した立役者は森岡さんというかたらしい。そのかたは倒産寸前だったUSJをまず「映画に特化したテーマパークから脱却する」と言う迷案を名案にしたところから始め、次々と奇抜な「迷案」で集客と収益を伸ばし、遂には集客面でも収益面でもTDLを超え、USJを名実ともに日本一のテーマパークにまで育て上げたらしい。

 中でも僕が一番凄いなと思ったのが、ジェットコースターを反対向きに走らせた事。これって確かに予算はほぼ掛からないが、どう考えても「迷案」である。しかし森岡さんはここでもUSJの売上も収益も伸ばして行ったらしい。つまり「迷案」を「名案」に変身させたわけだ。

 また自分ではイマイチなアイデアだと思っていても、誰かがそれを聞いてそれにインスパイアされて「名案」を思いつく可能性だってある。という訳で僕は「どれだけアホかと思われても、なるべく思いついたことは人に伝える」ようにはしているつもり。ここから1つでも「名案」が浮かべば、充分元は取れるんじゃないかな、なんて思っているんである。

*ボーカルやベースの教則本を執筆したりもしております。リンクを加えておきます!

*ここからは本日の記事に関連していそうな書籍のご紹介です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?