小説『淫獣少女』 第二章
注意: この文章には、一部性的な表現が含まれています。この点をあらかじめご理解の上、ご覧ください。
一
一日の疲れを汚れと一緒に落とし、風呂場を後にした淑乃。彼女は居間にいる家族に入浴を終えたことを伝え、そのまま自室に入った。ドライヤーの電源を入れ、彼女は肩の下まで伸ばした髪を丁寧に乾かし始めた。毎日入念に手を入れる、長い髪。淑乃は切れ長の目に小顔の持ち主。透き通るような白い肌が、その上品な顔立ちにフィットしていた。淑乃の清楚な魅力を引き立てるのが、その滑らかな長髪。静か