人生初海外旅行は憧れのロンドンへ【3日目ビックベンとか舞台観賞とか】
人生初めての海外旅行でロンドンに行った時の3日目の様子です。
2日目は大英博物館に行って、一風堂のラーメンが3500円で驚きながらも日本と同じ味に感動してピカデリーサーカス周辺を観光したというのがハイライト。
詳細が気になる方は2日目の記事をご覧ください。
3日目は午後からピカデリーサーカスでミュージカル版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観たのと、上映時間までの時間を精一杯使って観光をしてきました。
果物が美味しい話
書きたいことが沢山あるので早速紹介していきますが、その前にロンドンで美味しかった食べ物の紹介をします。
それは果物です。
朝食バイキングは野菜の種類より果物の種類が豊富でした。
フルーツは日本の果物より味や甘みが薄いのですが、その代わりに瑞々しさを感じるのであまり食欲がないときでもパクパク食べられるし、飲み物を摂取するよりも満足感を得られます。
スーパーにはカットフルーツがたくさん売られています。
オレンジやライチなどが美味しかったですが、特にスイカが美味しくて、瑞々しさが一層感じられます。
朝食以外の場でもスーパーでスイカのカットフルーツを買って部屋で食べることもあるくらい好きになりました。
ボンドストリート周辺観光
朝ごはんを食べて出発、まずは『リバプールストリート駅』からエリザベスラインを利用して『ボンドストリート駅』まで行きます。
『リバプールストリート』は綺麗で明るく、様々な沿線が乗り入れているターミナル駅で土曜日の朝からかなり混雑していました。
ボンドストリートは『007』と繋がりがあるのかなと思いましたがまったくなさそう、ファッション系のショップが多く並んでいます。
まず私が行きたかったのはボンドストリートの通りにあるディズニーストアです。日本では各地にありますがロンドンにはこの店舗のみです。
私はイギリスが舞台のディズニー作品『ピーターパン』と『101匹わんちゃん』が好きなのでそれ関連のグッズがあるかなと思って訪れたのですが、そういう地域性はなさそうでよくあるラインナップが並んでいます。
しかし、2階にはマーベルとスターウォーズに特化したコーナーがありウォルトディズニーカンパニーコンテンツが幅広く扱われています。
また最新作『Wish』の作品に出てくる森をイメージした特設コーナがありました。
ディズニーストアを出たところを北上して次の目的地へ向かいます。
次の目的地は『Waitrose & Partners(ウェイトローズ&パートナーズ)』というスーパーです。
イギリスに数あるスーパーチェーン店の中でも評価が高く、英国王室御用達(ロイヤルワラント)のお墨付きをもらっています。
日本でいうと『成城石井』とか『紀伊国屋』みたいな高級スーパー的な立ち位置。
ここのプライベートブランド商品がおすすめとのことで紅茶やチョコレートなど食品系のお土産を購入、帰国して食べましたがどれもクオリティが高く、かつお土産屋さんで商品を買うより費用を安く抑えられました。
海外のスーパーは滞在中いくつか訪れましたが見たことない野菜や果物が売られていたり、パンコーナーは日本のベーカリー屋の様にトングを使ってそのままレジに持っていく方式になっていたりと文化の違いが発見できて見るだけで楽しめます。
特にこのスーパーは店内に清潔感と高級感がありました。
スーパーで買い物をした後に向かったのはその数軒先にある本屋さん『DAUNT BOOKS』に訪れます。
この本屋さんは〈世界で一番美しい本屋〉とも言われ、お店自体はそこまで広くないものの空間の使い方が見事です。
陳列が綺麗で広々と感じるファンタジー感ある本屋さんです。
地下には国や地域ごとに本棚が別れていて日本コーナーもあります。
日本文学や日本の定番スポットが掲載された本から日本のポップカルチャーやお城についてディープな内容を掲載していそうな本まであり、イギリスから見た日本を知ることが出来ます。
ここの特製トートバックはお土産としても人気なので、本が好きな方はイギリスに来た際是非立ち寄ってみてください。
ベイカーストリート周辺観光
本屋さんを出て、続いては少し遠いですがシャーロックホームズの本拠地である『ベイカーストリート』へ歩いて行きます。
ベイカーストリートに向かう途中、イギリスの音楽アカデミーである『王立音楽院』の建物があります。
ここは世界有数の音楽学院であり沢山のミュージカルスターや演奏者、指揮者を生み出した学校です。
個人的にイギリスで絶対に行きたかったスポット。
何故ならここは、私の人生に大きな影響を与えたアニメ『少女 歌劇 レヴュースタァライト』に登場する神楽ひかりというキャラクターがイギリス滞在時代にミュージカルを学んでいた学校のモデルにもなっており、アニメでも登場している聖地となっているからです。
ロンドンでもアニメ聖地巡礼する奴。
私が訪れたアニメ聖地の中でダントツで遠い場所になりました、たぶん人生でこれ以上はないでしょう。
15分程歩いてベイカーストリートに到着、ここは世界一有名な架空の名探偵であるシャーロックホームズが暮らしている地区になっており、駅前には銅像があったりシャーロックホームズのシルエットが至る所にあります。
つまり、シャーロックホームズを愛する人通称シャーロキアンの聖地となっています。
銅像の前には人種や年齢問わず沢山の観光客が記念撮影をしており、世界的に人気のあるキャラクターだと改めて認識できます。
シャーロックホームズ博物館もありますが、大変な人気で大行列が出来ていたので私は隣にあるお土産ショップだけ寄りました。
ちなみに博物館に入場する際は一度このお土産ショップでチケットを買って入場列に並ぶみたいです。
シャーロックホームズが被っている帽子通称シャーロックハットが売られていたり、マグカップや小さなキーホルダーなど種類が充実していて、私はトートバックを購入しました。
このトートバックめっちゃドラマ版のネタバレしていて外で使えない。
このベイカーストリートにはもう一つとあるファンにはたまらないお土産屋があります。
それはBeatlesショップです。
イギリスの伝説的ロックバンドBeatlesのロックTシャツやグッズが売られていて、ここで是非Tシャツを買いたいと思っていました。
店内には日本のロックTシャツ専門店でも見たことないくらいの充実したラインナップが用意されていて何を買うかめちゃくちゃ迷います。
Tシャツは新品なので当然袋詰めされていて、サイズは勘で選ぶしかないかなーと思っていた時に老兵のようなおじさんに「ちょっと来い!」と声をかけられます。
奥まで連れていかれたので迷いすぎて絞められるのかな?とオドオドしていましたが店内の奥に鏡があったみたいで、そこで店長さんが私が買おうと思っていたTシャツの袋を手に取り、豪快に破くと「買う前に試着していいよ」と言って下さいました。
ただのめちゃくちゃいい人で、丁度いいサイズを選ぶことが出来ました。
この人お店のマスターみたいでその後、ショーケースに売られているアンティークで貴重なBeatlesグッズを見せてくれたりと神サービスをして頂きました。Tシャツが買えて大満足、日本で自慢します。
お土産を沢山購入したので荷物を置くために一度ホテルに戻ります。
『ベイカーストリート駅』を利用しました、地下鉄の雰囲気激渋すぎる。
ここで余談なんですが、私は旅行中Googlemapの素晴らしい機能を見つけましたので紹介します。(すでに周知だったらすいません)
Googlemapには表示した地点をピン付けできる機能があり、それを一筆書きして行動することで効率よく行きたい所を漏れなく巡ることができます。
バッキンガム宮殿とビックベン
荷物を置いた後に向かったのはロンドンの有名な宮殿バッキンガム宮殿です。宮殿の前には綺麗な並木道となっておりセント・ジェームズ・パークと隣接していて自然豊かな場所です。
公園内でリスを発見、野生のリスを見たことがなかったので驚き。
こうやってスマホのレンズを見せるとリスが興味を持って近寄ってくるのでみんなやってます。
バッキンガム宮殿はほぼ毎日主に午前中、宮殿を警備する兵士の交代をする衛兵交代式を開催しておりそれが大人気イベントですが、私が訪れた時は正午くらいだったので見られず、でも十分。
宮殿内には近衛兵が駐在していますが、制服のデザインが世界的に有名のため門の外からなんとか近衛兵を撮影しようと門の前は大渋滞。
宮殿を見終わったところで市街地に移動、ここまでの旅で実はまだ一回も見たことがなかったビックベンに行きます。
ピーターパンではネバーランドへと旅立つ際に登場したビックベン、それが頭の中に残っていて、昔からロンドンと言ったらビックベンが一番に浮かぶくらい印象的な建物だったので、一番行きたかった場所です。
この場所を目指して旅行計画を練っていたと言っても過言でないくらい行きたかった場所に訪れたその時、ロンドンの天気は曇りが多いと聞いていて実際訪れてからはずっと曇天でまともに太陽を見ていなかったのですが、この時青空が垣間見え、太陽の光が差し込んできました。
グッドタイミング、私の観光を歓迎してくれているということにしておきましょう。
写真では分かりにくいですが、陽に当たった煉瓦と当たっていない煉瓦でまったく違う色を見せるのがとても美しいです。
マクドナルド最強説
とりあえずミュージカル公演までに行きたい所へは全部行けましたが、とてもお腹が空きました。しかし、ゆっくりとランチをしている時間はありません。そんな時に行きたいと思っていた場所に行きます。
マクドナルドです。
このゴールデンアーチを見ると心が安らかになりました。
ロンドンはあんまりマクドを見かけませんでした、どちらかというとバーガーキングが多い印象です。
休日の昼間のマック店内は座る場所がないほど混雑している、これは世界共通のようで商品を受け取ってから座るのにとても時間がかかりました。
私が注文したのは『クォーターパウンダーチーズ』です、日本でも販売されていましたがいつの間にかなくなっていたのでこの地で再び会うことが出来て感激しました。
ちなみに値段はセットで1800円くらい。
めちゃくちゃ美味しい……ロンドンの食事はだいたい美味しかったですが、マクドの食事だけは美味しいだけじゃなくて体全体に染みわたります。
世界中にあるマクドは偉大です、もう地球の故郷の味と言ってもいいんじゃないでしょうか。
ありがとうマクドナルド兄弟とレイクロック。
ミュージカル版バック・トゥ・ザ・フューチャーを観に行った!
いよいよミュージカル版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を鑑賞します。場所はアデルフィ劇場という劇場でかなり年季のあるなと思って調べましたが開業が1806年とのこと。
ポスターが劇場前に貼ってあります。
チケットはイギリス版のぴあやローチケ的なサイトで予約して謎のアプリで電子チケットを保存しておく方式です。
翻訳機能を使いながら購入しても、和訳が怪しかったり、そもそもこのサイト自体に信用性はあるのかと疑っていたため入場まで不安でしたが、普通に入場できました。
25000円くらい払っただけによかったよかった。
劇場内はこんな感じで大盛況で満席です。
席は1階席の一番後ろで天井が低いため視界が悪いように見えますが舞台で見られない箇所はなかったのでちゃんと舞台設計の計算がされています。
舞台の感想はめちゃくちゃ面白かった!
3時間ほどの公演でしたがあっという間です。
先日日本での上演も決定したので詳しくは言えないですが、原作通りに進みながらもミュージカルシーンが多数追加されていて映画のリスペクトとミュージカルならではのパフォーマンスがあって、盛り上がりがとてつもなかった。マーティが『Johnny B. Goode』を演奏するシーンは生演奏なので鳥肌モノです。
舞台上にデロリアンが登場してステージを駆け抜け、タイムスリップする仕掛けは視覚的に見事で観客もタイムスリップしている体験になります。
主人公マーティと博士のドクの再現度も凄かったですが、いじめっ子のビフとマーティ父のジョージの再現度が高くて映画版の役者がそのまま出てきてるんじゃないかと思うくらいです。
それと観客の熱気が凄くて体感的に拍手が日本のミュージカルの倍くらいあった気がします、またストーリーが終わった後に役者が勢ぞろいするカーテンコールでは観客全員スタンディングオベーションして、中には指笛で歓喜したり、音楽に合わせて体を動かしていて実質ライブハウスです。
私が映画が好きになったのは中学生の時、それから十数年経ってまさかロンドンでミュージカルを見られるようになっているとは、私も頑張ってきたなと感傷的になり終わり際は泣いてます。
ホテルに帰る道中、ピカデリーサーカスの通りでは様々にライトアップされているのも印象的でした。
最後に今日の夜ご飯について。
疲れていたのでホテル近くのKFCでチキンツイスターをテイクアウト。
日本のツイスターの倍くらいのサイズ感で、すげーお腹いっぱいです。
あとポテトに塩じゃなくてスパイス的なものがかかっていて異常に美味しかった、なんのスパイスだろう。
4日目は日曜日でお店や施設が短縮営業しているためいつもよりゆっくりしていますが、イギリスの百貨店ハロッズや自然科学博物館に行ってきましたので更新をお待ちください。
2/10更新 4日目の様子の記事を更新しました。