詩 【 青い炎 】
哀しみって燃えるんだ
冷たいものと思ってた
哀しみが増えれば増えるほど
冷たくなって
そのうち凍ってしまうものと
勝手に思いこんでた
でもそれはちがう
ほんとうは熱い
怖くて触れないから
気付かないだけで
ほんとうはやけどするくらい熱い
燃やさないから寒いだけなんだ
いったん火がつくと
みるみる炎が照らしだす
閉じてた世界も
こんなだったのかと
きっと感動すると思う
せっかくこれだけ溜めたんだ
燃やさないのは勿体ないよ
青い炎
ほら こんなに綺麗
ぜひ君にも 見てほしい
やってみて
202310070710