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高速戦隊ターボレンジャー、第28話「ロボ合体不可能🤖💥」

流星が見ていた不思議な夢。

暴魔百族を背負って立つ者だと、謎の少女に言われた流星光(流れ暴魔ヤミマル)。
その時、得た悪魔のオーラ。

そして、画面は暴魔城へ移る。

「待て、ジャーミン!拙者が!今度こそ、このジンバが必ず!」
ターボレンジャーを仕留められない幹部に怒りを露わにした暴魔大帝ラゴーン。

決死の覚悟で暗闇暴魔ジンバがターボレンジャーに決戦を挑み、その暗闇での戦闘の際にヤミマルから放たれた悪魔のオーラによって、ターボレンジャーは三度変身が行えなくなってしまう。

テーマは
仲間を守る真っ直ぐな心

太宰博士の研究所のモニター越しでも攻撃を仕掛けてきたジンバに生身の身体で力達は挑むが、暗闇魔神剣の威力は凄まじく、ジンバの攻撃を受けるだけの力達。以前支えていた姫から貰った鈴を真っ二つに切って挑んだ決戦、ジンバの攻撃には全く隙が無かった。

そんなジンバからトドメの攻撃を喰らいそうになった時、力の仲間を助ける想いがレッドターボへの道を開く。
しかし、ジンバの攻撃を受けたレッドターボも再びピンチに…。それを助けようとした大地達、不思議な光と共にブラックターボ達に変身を遂げる。
レッドターボはGTクラッシュで追い撃ちを掛け、ブラックターボたち4人がターボレーザーを撃ち、ジンバを撃破する

尚、今話の神セリフは再び変身ができる様になる直前のシーンで力(レッドターボ)から生まれる。

神セリフ
「焦るな!必ず、俺たち自身の力で変身できる!」by.炎 力(レッドターボ)

敵幹部の圧力・そして強さ
変身を焦る気持ちも分かる。真っ直ぐに突き進んできた高校生の彼らが迎えた最大のピンチ。

そんな命に関わるピンチに力が投げかけた言葉がこのセリフだった。

客観的に物事を判断する事には、環境への慣れが必要である。

力達は多くの闘いの中で強さと落ち着きを手に入れていた。

だからこそ、雑念をブラッシュアップでき、「仲間を守る」という事だけに真っ直ぐ向き合う事ができた。

彼らの絆によってジンバは倒されたのだが、流れ暴魔ヤミマルの手によって巨大化…。

ターボロボを合体不可能な状態まで追い詰める。

合体が解かれた各マシーン。
中でも大地(ブラックターボ)が乗るターボトラックの損傷が激しく、巨大ジンバに踏みつけられそうになる。
その時の大地から聞かれた「俺の…、俺のターボトラックが!」のセリフには当時の私も泣き叫んでいた記憶がある。

仲間を助ける…。

そう、ターボマシーンも彼らの大事な仲間なのである。

泣き叫びながらターボトラックに再び乗り込もうとしている大地の背中には悲しみが溢れていた。
…まるで、ゴーイングメリー号を失った時のウソップの様。

話は逸れたが、自分を支えてくれる人・自分の成長を見つめてくれていた物、皆様にも想像できるでしょう。
是非、今話を通して「大切な人や物」を思い返して頂きたいと思う。

きっと胸の奥が熱くなる感覚が味わえるハズだから。

追伸、次回はターボロボの2号ロボの登場回。
ジグザグな青春ロードを真っ直ぐな気持ちで走る彼らを一緒に追っていって下さると幸いです。

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