『どの様な「食材・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣4節・後編】
【氣4節】〜『耳鳴り(難聴)でお悩みの方々へ』「耳鳴り(難聴)の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【③】
・『耳鳴り(難聴)』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【後編】
1]〜『高血圧を改善する効果がある成分』。
●『ナットウキナーゼ/納豆菌の酵素』、
・「血圧が高い状態が続く」と、「頭痛/めまい/動悸/息切れ/耳鳴り/手足の痺れ 等」と云った症状が現れる。
・「高血圧」には、原因が明確ではない「本態性高血圧」と、腎臓障害等の病気が引き起こす「二次性高血圧症」があります。
・「ナットウキナーゼ」は、高血圧を予防する作用がある。
※[前ファイル【氣4節〜④】の「腎精不足(じんせいぶそく)体質」より]
2]〜『貧血を予防する効果がある成分』。
●『乳酸菌/腸内細菌』、
・「貧血は、鉄の不足は勿論です」が、「ビタミンB¹²」が不足する事によっても起こります。 「乳酸菌」は、「腸内でビタミンB群を合成し、その一部が体に吸収され利用される」事から、「貧血にも効果的」だと考えられています。
●『葉緑素/クロロフィル』、
・「葉緑素の成分の一つ」に「有機ゲルマニウム」があり、この成分は「酸素や血液の循環を助けて体の隅々に酸素を供給する」役割を担っています。
・よって、「葉緑素を摂取する事で貧血の予防と改善効果がある」。
※[前ファイル【氣4節〜③】の「気血両虚(きけつりょうきょ)体質」より]
3]〜『ドライアイを予防する成分』。
●『ヒアルロン酸/ムコ多糖類』、
・「ヒアルロン酸」は、保水力(水分を保つ力)がとても高く、1gで6リットル(500mℓのペットボトル12本分)もの水分を抱え込むことができる成分です。
・「ドライアイ」は「目に関する症状」だけではなく、「肩こり/耳鳴り/頭痛/腰痛 等、全身の症状の要因にもなります」。
※[前ファイル【氣4節〜⑤】の「痰濁中阻(たんだくちゅうそ)体質」より]
4]〜『腎機能の正常化に携わる成分』。
●『ビオチン/ビタミンB群』、
・「ビオチン」は「エネルギーの代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ」等、人間が健康に過ごす為には欠かせない栄養素です。体内で「肝臓、腎臓、筋肉、乳腺、消化管の順に多く存在」し、「アミノ酸や脂質の分解と代謝を助ける効果」があります。
・また「血中ビオチン濃度が低下する」と、「BUN (腎機能評価の一つ) が高い」傾向にあった事から、「ビオチンは腎機能の正常化について重要な役割を果たす」と云われる。
●『ムチン/糖タンパク質』、
・「ムチン」には、「肝臓や腎臓の機能を高める効果がある。
・「腎臓」は、「塩分や有害物質、老廃物、余分な水分 等」、「体内の不要なものを排泄する重要な器官です」。
また、「体内の水分のバランスを調節し、血圧を正常に保つ」役割を担っています。
※[前ファイル【氣4節〜④】の「腎精不足(じんせいぶそく)体質」より]
5]〜『月経前症候群 (PMS)の症状を和らげる成分』。
●『ビタミンB⁶/ビタミンB群』、
・「ビタミンB⁶」は「ホルモンバランスの崩れが原因」である、「月経前症候群 (PMS)の症状を和らげる」効果があります。
・「月経前症候群 (PMS)には、「憂うつ/イライラ/肩こり/耳鳴り/不安神経症/頭痛/腰痛/だるさ 等」の様々な不快症状が起こります。
※[前ファイル【氣4節〜③】の「気血両虚(きけつりょうきょ)体質」より]
6]〜『悪性貧血の症状を和らげる成分』。
●『ビタミンB¹²/ビタミンB群』、
・「ビタミンB¹²」の不足によって起こる代表的な症状は、「悪性貧血」です。
・「悪性貧血」は、「舌が赤く肥大し炎症を起こしたり、下痢/息切れ/めまい/耳鳴り/動悸/だるさ/食欲不振 等」が見られます。
※[前ファイル【氣4節〜③】の「気血両虚(きけつりょうきょ)体質」より]
7]〜『風邪(インフルエンザ)の予防効果、骨粗鬆症(腎虚)の予防効果の成分』。
●『ビタミンD/ビタミン群』、
・「ビタミンD」が不足すると、カルシウムの吸収が上手くいかなくなり、「骨粗鬆症(腎虚)/骨軟化症/くる病」等になるが、…
・同時に「免疫力を高め」、「風邪(インフルエンザ)の予防効果」もあります。
※[前ファイル【氣4節〜➀】の「 風熱(ふうねつ)体質」より]
※[前ファイル【氣4節〜④】の「腎精不足(じんせいぶそく)体質」より]
8]〜『末梢血流改善作用の予防効果がある成分』。
●『ビタミンE/ビタミン群』、
・「ビタミンE」には、「末梢血流改善作用」があり、「内耳機能改善による、眩暈だけでなく、耳鳴りも改善する」可能性があります。
●『ヘスペリジン/ポリフェノール類』、
・「ヘスペリジン」には、「抗酸化作用や末梢血管を強化する作用がある」為、血流を改善する効果、高血圧を予防する効果、及び「炎症を抑制する作用」も持つ。
※[前ファイル【氣4節〜③】の「気血両虚(きけつりょうきょ)体質」より]
※[前ファイル【氣4節〜➀】の「 風熱(ふうねつ)体質」より]
9]〜『炎症を抑制する効果がある成分』。
●『プロテオグリカン/糖タンパク質』、
・「プロテオグリカン」には、「炎症を抑制する効果」が期待できます。
・「プロテオグリカン」には炎症を抑える性質をもつ「サイトカイン」の働きを促します。
●『プロポリス/天然の抗生物質』、
・「プロポリス」には、「痛み/腫れ/熱を伴う、炎症を抑制する効果」があります。
※[前ファイル【氣4節〜➀】の「 風熱(ふうねつ)体質」より]
10]〜『聴力障害を予防する効果の成分』。
●『葉酸/ビタミンB⁹』、
・血液は「体中の細胞に酸素と栄養を届け」ており、「血流が停滞すると、認知症や聴力障害を引き起こす」と云われています。
・「葉酸」は「ホモシステイン血症」を予防し、「血流を維持する」事により、「認知症や聴力障害を予防する」働きもある。
●『ロスマリン酸/ポリフェノール類』、
・「ロスマリン酸」を使用した動物実験に於いて、「長期的な加齢性難聴の進行を阻害する」事が明らかとなった。
・また、「大きな音による一過性の聴覚障害は、ロスマリン酸等の食品成分による軽減」が認められてた。
※[前ファイル【氣4節〜④】の「腎精不足(じんせいぶそく)体質」より]
以上です…。 次回、『耳鳴り(難聴)に有効とされる成分を含有する「食材(食品/生産物)」』に、移ります。