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『どの様な「食材・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣3節・中編】
【氣3節】〜『頭痛(頭重)でお悩みの方々へ』「頭痛(頭重)の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【②】
◉今回の【不定愁訴症候群〜③】「上記題名ファイル」も、…
『webサイト』( 「flavors office .com」〜[Natural flavor(ナチュラルフレバー)事業所])の中の、『体質・体調別カウンセリングチェックシート』の内容(「体質・体調別にチェックを入れると、促「何の生産物を摂るべきか!?」の回答が得られるシート)の「1項目〜お題」からのものです。…
◉皆さんは、よく…
・『○○○』(生薬・食薬)は、「頭痛に良い影響を及ぼす」ので、… 『頭痛(頭重)を改善したい方々』は 是非、『○○○』(健康茶🍵・健康食品)を飲む事をオススメします❢❢ 等や、…
・『めまいを改善したい方』の為に…『○○○』を食べる事を推奨します❢❢。
…の様な「広告/宣伝」を 目にする機会 があると思います。
(この様な「広告/宣伝」は、… サプリメントの世界でも 目にします)
実際に、…
『頭痛(頭重)を改善したい方々』は、
ただ「頭痛(頭重)に良い影響を及ぼす効能の食材(生産物/食材/食品)」のみを食べれば良いのか!?。…
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ですが、… 確かに、「良い影響」であれば、それに越した事はないです。
・しかし、「頭痛(頭重)に良い影響」と 一口に云っても、… 「食材の成分」は、下記の様に『様々なアプローチ』を行ないます。
・『頭痛(頭重)』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【前編】
1]〜『「二日酔い」を予防・改善する効果がある成分』。
●『亜鉛/ミネラル類』、
・「亜鉛」は、お酒等を飲んだ後、「体内でアルコールの分解に必要なアルコール脱水素酵素の働きに必要不可欠な栄養素」です。
・「アルコール」の分解が上手くいかないと、「二日酔いや肥満の原因」となります。
※[前ファイル【氣2節〜➀】の「肝」より]
●『アラニン/アミノ酸類』、
・「アラニン」には、「アルコール代謝を促し、二日酔いを改善する効果がある」と云われています。
※この事から、「肝機能維持にはアラニンとグルタミンが必要である」と云う可能性が示唆される。
※[前ファイル【氣2節〜➀】の「肝」より]
●『クルクミン/ポリフェノール類』、
・「クルクミン」を摂取する事で胆汁の分泌が促進されると、「アセトアルデヒドの代謝が促進される」為、「悪酔いや二日酔いの予防を行う事ができる」のです。
※[前ファイル【氣2節〜➀】の「肝」より]
●『セサミン/リグナン類』、
・「アルコール代謝に対する酵素の働きを高める」為、「アルコール摂取時のアセトアルデヒドの急性毒性を軽減する作用がある」。
※[前ファイル【氣2節〜➀】の「肝」より]
●『オルニチン/非必須アミノ酸』、
・「オルニチン」は血液中に溶け込み、体内を循環し、「肝臓で有害なアンモニアの解毒を行い、肝臓の働きをサポート」します。
※[前ファイル【氣2節〜➀】の「肝」より]
●『ジンゲロール/フィトケミカル』、
・「ジンゲロール」には、「二日酔いやつわり等の吐き気、頭痛を抑える」事ができると考えられています。
※「吐き気や頭痛」は、「セロトニンが嘔吐中枢を刺激する事によって起こる」とされており、「ジンゲロールには、抗セロトニン作用がある」為、「セロトニンの作用を抑制し、吐き気や頭痛を抑える」効果が得られると云われています。
※[前ファイル【氣2節〜➀】の「肝」より]
2]〜『「偏頭痛」を抑える働きの成分』。
●『カプサイシン/辛味成分』、
・23名の「片頭痛患者」に対し、0.1%「カプサイシン」を投与しました。0.1%のカプサイシン投与は23名中17名の発作性動脈による痛みを抑えました。
※この事から、「カプサイシン投与は片頭痛発作をやわらげる」事が出来ると考察できる。
3]〜『「疲れ目」を抑える働きの成分』。
●『アスタキサンチン/カロテノイド』、
・「アスタキサンチン」は、「目の疲れや目の奥の痛みが気になる方」に良いとされる。
また、「眼精疲労を改善する効果」、「強力な抗酸化作用」等が認められている。
●『アントシアニン/ポリフェノール類』、
・「アントシアニン」には、「眼精疲労や眼圧、目の血流が改善された」という報告もみられます。
他に、「視覚機能を改善する効果」等が認められている。
●『ω(オメガ)-3 脂肪酸』、
・眼精疲労の追加症状である「ドライアイ」「フラストレーション」等を抑えました。
・この事から、これらの成分の摂取が、「眼精疲労および精神疲労を抑える働きがある」と考察できる。
●『クロセチン/カロテノイド』、
・「クロセチン」は、「眼精疲労を改善したり、疲れ目からくる 肩こり/頭痛/血流の改善に効果的な成分です」。
・また、「睡眠障害を改善する効果・効能もある」として、研究が進められています。
4]〜『「脳神経機能」を活性化する成分』。
●『α-リノレン酸/脂肪酸』、
・脳細胞を活性化する働きもあります。特に脳内の細胞膜には、「DHA/EPA」が必要となる為、「α-リノレン酸」が不足すると脳や神経に異常が現れる事が知られています。
・その他、「うつ症状を軽減する効果」あり。
●『エルゴチオネイン/含硫アミノ酸』、
・「エルゴチオネイン」は、強い抗酸化作用を持つ事から、活性酸素による神経細胞へのダメージを緩和することが報告されています。神経細胞、「特に脳神経細胞がダメージを受け易くなるのを緩和する」。
●『核酸/細胞内成分』、
・核酸が分解される事によってできる「尿酸」には、「体内で発生した活性酸素を抑制する抗酸化力を高める働き」があります。
・他に、「脳の機能を改善する効果」あり。
●『GABA/アミノ酸』、
・「GABA」は副交感神経を活発にして心と体を落ち着かせることで、このようなストレスからくる症状や悪影響を防ぐ事ができます。また、「GABA」は神経を抑制するリラックス効果から、更年期障害にみられる不定愁訴(ふていしゅうそ)を改善するという事も分かっています。
●『グルタミン酸/非必須アミノ酸』、
・「グルタミン酸」には、「脳の機能を活性化する効果」や、「アンモニアの解毒・利尿効果」があります。
・また「脳の興奮を鎮めるGABA(ギャバ)を生成する働き」もあります。
●『シトルリン/スーパーアミノ酸』、
・「シトルリン」の「血流を改善する効果」は、「脳にも作用し、血流量を活発化する」事ができる為、「精神疲労を軽減し、脳が元気になる」。
●『テアニン/お茶のうま味・甘味成分』、
・「テアニン」には、「脳の抑制系神経を活性化して興奮系神経を鎮める」作用がある。
・また、「テアニン」を摂取すると、「α波が出現します」。「α波の出現頻度を調べることで、テアニンのリラクセーション効果」が発揮されます。
5]〜『冷え性を改善する効果がある成分』。
●『ギンコライド/フィトケミカル』
・「ギンコライド」は、末梢血管における血行障害であるといわれている、冷え性の改善に効果的です。
・冷え性には様々な原因があり、偏った食生活やエアコン等の機器による自律神経の機能不良、運動不足による筋力の低下などが挙げられます。
冷え性になると、手足が冷えるという症状以外にも、「頭痛や肩こりが酷くなる」、風邪を引きやすくなる、腹痛や下痢が多くなる等様々な弊害的な症状が生じます。
※「ギンコライド」には、「血流を改善する作用がある」為、冷え性の根本的な原因である「血行不良を解消し、症状を緩和する」効果があると云えます。
6]〜『血圧を下げる効果がある成分』。
●『コリン/リン脂質』、
・「血管を拡張させて血圧を下げる神経伝達物質「アセチルコリン」として機能する他、「肝機能を高める効果、動脈硬化を予防する効果」等が期待されています。
7]〜『活性酸素から体を守る成分』。
●[カルノシン/イミダゾールペプチド]、
・「カルノシン」は「抗酸化作用」を持ち、「活性酸素から体を守る働きを持つ」が、近年の研究により、「糖化を防ぐ作用」が確認されました。
・その他、「疲労回復効果/糖化を防ぐ効果」等が認められている。
8]〜『腎機能を整え、血圧調節する成分』。
●『タウリン/含硫アミノ酸』、
・「塩分摂取による血圧の上昇は、腎臓の働きによって塩分と水分を取り除き、血液量を減らす事で抑えられています」。
・「タウリン」には、動脈硬化を予防する効果だけでなく、「交感神経を抑制する作用がある為、高血圧の予防に効果的」です。
以上です…。 次回、「後編」へ続く。