『どの様な「食材・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣6節・後編】
【氣6節】〜『更年期・血の道 でお悩みの方々へ』「更年期・血の道 の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【④】
・『更年期・血の道』に良い影響を及ぼす効能のある成分(成分群/分類)について、【後編】
1]〜『抗血栓作用、及び血管拡張の作用がある成分』。
◆「前ファイル」〜【肝腎陰虚体質】に有効
●『不飽和脂肪酸/脂肪酸』、〜(血の道)
・「多価不飽和脂肪酸(主にDHAおよびEPA)が、「抗炎症作用/抗血栓作用/血管拡張作用」を有している」が分かりました。
2]〜『自律神経の働きを抑え、更年期障害の改善効果がある成分』。
◆「前ファイル」〜【肝腎陰虚体質】に有効
●『プラセンタ/哺乳類の胎児を成長させるための胎盤』、〜(血の道)
・「プラセンタ」は「ホルモンのバランスを整え」、「自律神経の働きを正常」にし、「体調不良を改善する」効果があると、「更年期障害の治療にも使用されています」。
●『ラクトビオン酸/乳酸菌類』、
・「ラクトビオン酸」は、女性ホルモンの様な働きを持っている「大豆イソフラボンの吸収を良くし、エクオールへの変換を助けます」。
この作用により、「更年期障害の症状を緩和する」事が認められている。
3]〜『毛細血管を強化し、血流の流れを良くする効果がある成分』。
◆「前ファイル」〜【肝腎陰虚体質】に有効
●『フラボノイド/ポリフェノール類』、〜(血の道)
・「フラボノイド」は抗酸化作用を持つ為、「悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑えて動脈硬化を予防」したり、「血流の流れを良くして、ドロドロ血を防ぐ等」生活習慣病の予防に効果的です。
・また、「フラボノイド」は「毛細血管を強化」し、「血圧/血糖値を正常に保ちます」。
●『ヘスペリジン/ポリフェノール類』、〜(血の道)
・「ヘスペリジン」は抗酸化作用を持つ為、「末梢血管を強化する作用」がある。
あと、…「血流を改善する効果、高血圧を予防する効果、コレステロール値を低下させる効果」が期待されています。
●『ミレットエキス/ポリフェノール類』、〜(血の道)
・「ミレットエキス」には、「血行を促進するローズマリー酸が含まれ」ており、「体の血の巡りを良くします」。
●『ムフラメール/梅肉エキス』、
・「ムメフラール」は、「赤血球変形能を促進」させ、「血小板凝集抑制作用を持つ」事で、「血流を改善し、血栓の形成を予防」します。
●『リコピン/カロテノイド類』、
・「血流悪化の一因である血栓が生成される原因の一つ」として、「血液中のコレステロールの酸化」が挙げられます。
この「原因に活性酸素が挙げられる」為、「活性酸素を除去する」作用を持つ「リコピン」は、「血流を改善する」事ができる。
●『リンゴポリフェノール/フェノール類』、
・「りんごポリフェノール」には、その「強い抗酸化力で脂質の酸化を防ぐ」為、「血流を改善する」効果が認められている。
●『レスベラトロール/ポリフェノール類』、
・「レスベラトロール」は、「血管拡張物質NO(一酸化窒素)を増加させる」事で、「血管を拡張する」事が明らかとなっています。
4]〜『女性特有の悩みを改善する効果がある成分』。
◆「前ファイル」〜【肝腎陰虚体質】に有効
●『松樹皮抽出物/プロアントシアニジンや数種類もの有機酸を含むフラボノイド類』、〜(血の道)
・「フラボノイド」は抗酸化作用を持つ為、「悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑えて動脈硬化を予防」したり、「血流の流れを良くして、ドロドロ血を防ぐ等」生活習慣病の予防に効果的です。
5]〜『貧血を予防し、血流の流れを良くする効果がある成分』。
◆「前ファイル」〜【肝腎陰虚体質】に有効
●『モリブデン/ミネラル類』、〜(血の道)
・「モリブデン」と「銅は相互作用し、銅の排泄を促し」ます。
・「銅が不足すると鉄の吸収や利用効率が下がる」為、「貧血を予防する」効果がある。
●『葉酸/ビタミンB群』、
・「葉酸」とは、水溶性のビタミンB群の一種で、「ビタミンB12」と共に「赤血球の形成を助ける栄養素」です。この働きから、「造血のビタミン」とも呼ばれ、「貧血の予防に効果を発揮」します。
●『ラクトフェリン/乳酸菌類』、
・「ラクトフェリン」は、「鉄と結び付く性質を持ち」、鉄と一緒に摂る事で、「吸収のあまり良くない鉄の吸収率を上げる」働きがあります。
◆「前ファイル」〜【肝腎陰虚体質】に有効
◆「前ファイル」〜【腎陽虚体質】に有効
◆「前ファイル」〜【肝鬱気滞体質】に有効
◆「前ファイル」〜【痰湿阻絡体質】に有効
[※「上記」参照]
以上です…。 次回、『「更年期・血の道」に有効とされる成分を含有する「食材(食品/生産物)」』に、移ります。