『どの様な「食材・食品」…』　これまでの「体質・体調別」を考察してみよう。　【耳鳴り・難聴】［氣4節］〜食薬（漢方理論）編②

【氣4節】〜『耳鳴り（難聴）でお悩みの方々へ』「耳鳴り（難聴）の改善に、効果的アプローチがある東洋医学的理論＆成分（食材・食品・生産物）」について【⑩】

「前ファイル」〜　　　　　　　　　　　　◉『食薬（漢方理論的、解釈による食材分類）』について、…　の解説

・ここで云う『食薬』は、「広義の意味」なので、…『食材・食薬・生薬・ハーブ 等』全てを含む事となります。
（※何故なら、…「その食材を摂取する事」で、…「必然的に、耳鳴り・難聴に効果がある」と認めているからです。）

●『食薬』の解説、…
［1］【食材/野菜・果物類】〜［効果・効能］
■『カボチャ🎃』、〜「ビタミンA」　
■『ニンジン🥕』、〜「ビタミンA」　
■『ホウレンソウ🌿』、〜「葉酸」　
■『小松菜🌿』、〜「ビタミンA」　　
■『春菊🌿』、　〜「ビタミンA」　
■『パセリ🍀』、〜「葉酸」　
・「中耳炎」に罹る事で、「耳鳴りや難聴」の症状に悩まされる場合があります。
・「急性中耳炎」等で熱がある時は、「ビタミンA、B、Cを含む野菜の裏ごしや果汁などを摂取すると良い」でしょう。
※「ビタミンA」を豊富に含有する「野菜」
として、『カボチャ🎃・ピーマン🫑・ブロッコリー🥦・ニンジン🥕・ホウレン草・春菊🌿・小松菜🌿』等がある。

■『セロリ🌿』、
・「セロリ」に多含の「アピイン/セネリン（香気成分）」には、「精神を落ち着かせる作用」があり、「イライラやストレスによる不安、頭痛、耳鳴り 等を和らげる」と云われています。

　　　

［2］【食薬/食材類】〜［効果・効能］
■『モロヘイヤ🌿』、〜「葉酸」　
■『枝豆🫛』、〜「葉酸」
・「耳鳴り」は、「血流の悪化」が原因で起こる場合もあります。
これは、「耳の周りの血流が悪くなる」事で、「ザーザー」と云った「血流音が耳鳴り」となって聞こえる」ケースです。
※「葉酸」を豊富に含有する「食薬」として
、『モロヘイヤ🌿・海苔・わかめ・青のり・枝豆🫛・干ししいたけ』等がある。

■『胡麻（ゴマ）』、
・「脳過敏症候群」による、「耳鳴り」を改善する食材として、
●「マグネシウム多含」の食材
・「海藻類（ヒジキ・ワカメ 等）、大豆製品（大豆・豆腐）、魚介類、ゴマ」等がある。
※「葉酸」を豊富に含有する「食薬」として
、『モロヘイヤ🌿・海苔・わかめ・青のり・枝豆🫛・干ししいたけ』等がある。

■『唐辛子🌶』、　
・「耳鳴り・難聴」で悩む人の多くは、「亜鉛欠乏に陥っている」事が報告されているため、耳鳴りで悩む人は必ず摂取して下さい。
※「亜鉛」を豊富に含有する「食薬」として
、『唐辛子🌶・切り干し大根、そら豆、ドライトマト、シソ、唐辛子、アボカド、バナナ、大豆食品』等がある。　　

■『菜の花🌼』、
■『柚子（皮）🍊』、　
・「ビタミンC」には、「難聴の引き金となり易いストレスを改善」させ、「疲労を回復させる成分」が含まれています。
※「ビタミンC」を豊富に含有する「食薬」として、『ピーマン（赤/黃）・ブロッコリー・黄色いキウイ・菜の花・柚子』等がある。　

■『アーモンド』、
・「現代人の食生活」は、「ミネラルが不足しがちです」が、「亜鉛不足が聴力に影響を及ぼす」とされています。
※「亜鉛」を豊富に含有する「食薬」として
、『アーモンド🟤・切り干し大根・きな粉・油揚げ・かぼちゃ・ごま』等がある。

■『玄米（🌾）』、
・「ビタミンB群には、B1、B2、B6、B12 等があり、魚介類や肉類に多く含まれますが、
「耳鳴り・難聴」に効能を発揮する。
※「ビタミンB群」を豊富に含有する「食薬」として、『玄米🌾・モロヘイヤ・さつまいも・赤パプリカ・アーモンド』等がある。

［3］【食薬/食材類】〜［効果・効能］
■『茯苓⚪』、〜「水滞時に使用」
・「体液（内耳・内リンパ液）が偏在した状態により、「目眩・低音部の難聴」を伴う場合に良く使用される「生薬」である。
※「漢方薬」としては、「五苓散」「桂枝茯苓丸」等に含まれる。　　　　

■『白朮⬜』、〜「水滞時に使用」
・「体液（内耳・内リンパ液）が偏在した状態により、「目眩・低音部の難聴」を伴う場合に良く使用される「生薬」である。
※「漢方薬」としては、「半夏白朮天麻湯」「苓桂朮甘湯」等に含まれる。

■『沢瀉◽』、　〜「水滞時に使用」　
・「体液（内耳・内リンパ液）が偏在した状態により、「目眩・低音部の難聴」を伴う場合に良く使用される「生薬」である。
※｢天井グルグル沢瀉湯｣があります｡
これは、「突然周囲がぐるぐる回り吐き気や耳鳴りを伴う回転性のめまい」に「沢瀉湯」を使用すると良いと云う事である。　　

■『釣藤鈎🌿』、
・「血圧が高め」で、「頭痛やイライラ」を伴う「耳鳴り・難聴」の方に処方されます。

■『ヒマワリ種⚫』、
・「神経の機能を高める働きがある」と云われ、「内耳や脳神経に作用」して、「耳鳴り予防」が期待されています。　

■『イチョウ葉🌿』、
・「イチョウ葉エキス」の主な効能として、
下記の「血行が悪いために起きてしまう様々症状」に効果を発揮します。
［認知症・アルツハイマー病・高血圧症・耳鳴り・めまい・更年期障害・神経痛・頻尿・冷え性・アレルギー・花粉症の改善 等］に効果があります。

■『蜂の子🟤』、　
・「蜂の子」には、近年 「耳鳴りに伴う不安や苦痛を和らげ、聴力を回復させる効果がある」と研究で分かってきています。

■『山茱萸🔴』、
・「薬効」として、 「脾胃を温め、寒、湿による疼痛知覚麻痺、冷え 等の諸症を除き、尿利を良くする」。 また、「耳鳴り、頭痛を治す。（古方薬議）」

［4］【ハーブ/食材類】〜［効果・効能］
■『ダンデライオン（たんぽぽ）』、
・「薬効」として、 『バイオイアー（耳鳴りケア）』と云う「サプリメント」の薬材に、 ◆ゲンチアン根エキス
◆ビターオレンジ果皮エキス
◆ミルラ樹脂エキス
◆ダンデライオン根エキス
◆ルバーブ根エキス
◆センナ葉エキス
◆セイヨウトウキ根エキス
◆ブレストシスル種子エキス
◆アロエベラ果汁　
「たんぽぽの根」が入っている。

■『カルダモン』、
■『コリアンダー🌿』、
・「➀複数音・高音の耳鳴り」は「カルナ・ナーダ」、「②単一音・不鮮明音の耳鳴り」は「カルナ・クシュヴェーダ」と云い、「カルダモン＆コリアンダー」は「②」に有効とされる。
※食べる事をオススメする「スパイス」、…
※［カルダモン、クミン、シナモン、コリアンダー、黒コショウ］

■『フィーバーフュー（夏白菊）🌿』、
・「解熱効果が強く、頭痛に効く」事でも知られているハーブティーです。
・私は耳鳴り持ちなのですが、「よく耳鳴りや偏頭痛の症状が出る人も、試してみる価値がある」との事です。

■『クミン🌿』、
・「ブラッククミン・シード」を食すると、…
「耳鳴りが止まった!!」と云う方がいた。

以上です…。　次回、『不定愁訴症候群〜「冷え・逆上せ」【⑤】』に移ります。