ピラティスバリエーション(クラシカルピラティス(Classical Pilates))
おはようございます☀️
ピラティスインストラクターのダイチです😊
今日はピラティスバリエーションのうちの「クラシカルピラティス(Classical Pilates)」についてお話ししたいと思います✨
クラシカルピラティス(Classical Pilates)とは
クラシカルピラティスは、ジョセフ・ピラティスが提唱したオリジナルのメソッドに忠実に従ったピラティスです。ジョセフ・ピラティスは第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリのためのエクササイズとしてこのメソッドを考案し、その後ダンサーやアスリートのためのトレーニングとしても広まりました。
クラシカルピラティスは、マットエクササイズと専用器具(マシン)を組み合わせ、決められたエクササイズの順序や原則に基づいて行います。
クラシカルピラティスの特徴
1. ジョセフ・ピラティスのメソッドに忠実
エクササイズの順序、動き、呼吸法に厳格なルールがあり、原型を守りながら行います。
2. 6つの基本原則
クラシカルピラティスは、次の6つの基本原則に基づいています:
• 集中(Concentration):動きと呼吸に意識を集中させる。
• コントロール(Control):体の動きを完全にコントロールする。
• センタリング(Centering):体幹(コア)を意識し、動作の中心とする。
• 流れ(Flow):滑らかで流れるような動きを心がける。
• 正確さ(Precision):正しいフォームで動く。
• 呼吸(Breathing):適切な呼吸法で動きをサポートする。
3. エクササイズの順序が決まっている
• マットや器具を使ったエクササイズには、体系的な順序があり、特定の順番で行うことで効率よく筋肉を鍛えます。
• マットピラティスでは、基本的に約34種類のエクササイズが定められています。
4. 器具を使用する
• リフォーマー、キャデラック、チェア、バレルなど、ジョセフ・ピラティスが開発した専用器具を用いて行うことが多い。
• 器具を使用することで、正確な動きをサポートし、効率的に筋肉を鍛えます。
クラシカルピラティスの代表的なエクササイズ
1. ハンドレッド(The Hundred)
• 仰向けで体幹を安定させながら、腕を上下にパタパタと動かし、100回呼吸する。
2. ロールアップ(Roll Up)
• 背骨を一つずつ動かしながら、ゆっくりと起き上がる動作で腹筋を鍛える。
3. ロールオーバー(Roll Over)
• 仰向けで脚を頭上に向かって持ち上げ、背骨を丸めながら脚を後方に倒す。
4. シングルレッグストレッチ(Single Leg Stretch)
• 仰向けで片脚ずつ胸に引き寄せながら、腹筋を鍛える。
5. スワン(Swan)
• うつ伏せで背中を反らせ、背筋を強化するエクササイズ。
クラシカルピラティスの効果
1. 体幹の強化
• 深層筋(インナーマッスル)をしっかり鍛え、体の中心を安定させます。
2. 姿勢改善
• 正しい姿勢や骨格のアライメントを意識することで、姿勢が改善されます。
3. 柔軟性向上
• 背骨や関節の動きを滑らかにし、全身の柔軟性を高めます。
4. バランスと調和
• 体の動きや筋肉の使い方がバランスよく整い、調和の取れた体を作ります。
5. 集中力アップ
• 動作と呼吸に集中することで、マインドフルな状態になり、精神的な安定が得られます。
クラシカルピラティスがおすすめの人
• 伝統的なメソッドを学びたい人
ピラティスのオリジナルメソッドを忠実に実践したい方に最適です。
• 体系的にエクササイズを行いたい人
順序やルールに沿ってトレーニングをしたい方に向いています。
• 姿勢改善や体幹強化を重視する人
姿勢の矯正やコアトレーニングを重視する方に効果的です。
• ピラティス専用器具を使いたい人
リフォーマーやキャデラックを活用し、効率よく体を鍛えたい方におすすめです。
まとめ
クラシカルピラティスは、エクササイズの正確さと順序が重要で、より高度なスキルを求められることもあります。インストラクターの指導を受けながら行うと、正しいフォームと効果を得られるでしょう✨