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南海トラフ地震への備え:防災意識調査と対策

 静岡大成高校 2年進学コース 探究活動プロジェクト
執筆:跡邉奏太、山口駆、大橋仁成

はじめに 私たち2年進学コースは探究活動の時間で「南海トラフ地震への備え」というテーマのもと、地域の防災意識と具体的な対策について研究を進めてきました。静岡県が直面する深刻な災害リスクに対して、どのように備えるべきかを探究しました。

プロジェクトの背景 研究テーマの選定理由

  • 静岡県全域で予測される震度6弱以上の地震の危険性

  • 建物倒壊、津波、火災などの複合的な被害リスク

  • 地域防災の重要性の認識

被害予測データ 南海トラフ地震による予測:

  • 建物倒壊:47.58%

  • 火災:35.75%

  • 津波・浸水:16.18%

  • その他:0.49%

  • 予測死者数:414名(静岡県)

現状の課題 防災上の主要な問題点

  1. 地域特性による被害想定

    • 静岡全域での被害予測

    • 紫色で示される危険地域の広範さ

    • 安全な避難場所の不足

  2. 複合的な被害リスク

    • 建物倒壊のリスク

    • 津波被害の危険性

    • 火災発生の可能性

具体的な対策 防災への備え

  1. 避難所の確認

    • 駿府城公園

    • 静岡市立要小学校

    • 鷹匠公園

    • 静岡市立伝馬町小学校

  2. 非常持出品の準備

    • 貴重品(現金、保険証等)

    • 情報収集用品(携帯電話等)

    • 食料・飲料水

    • 便利品(懐中電灯等)

実践方法

  1. 地域との連携

    • 避難経路の確認

    • 防災訓練への参加

    • 地域コミュニティとの協力

  2. 日常的な備え

    • 非常用バッグの定期的な点検

    • 家族との避難計画の共有

    • 防災意識の維持向上

おわりに 今回の探究活動を通じて、南海トラフ地震への備えの重要性と具体的な対策について深く学ぶことができました。この知識を地域社会に還元し、防災意識の向上に貢献していきたいと考えています。

本プロジェクトは静岡大成高校2年進学コースによる探究活動の一環として実施されています。

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