大事なものが目的になっていたはずなのに気付けば、その大事なもの、忘れてない？

　普段みなさんは何を大切にして生活していますか？　パッと言われても浮かばないですよね。浮かぶ人は凄いと思います。まぁ、生活じゃなくてもね、仕事とか学校とか勉強とか、それも生活に含まれるかもですけど細分化して考えるとそれなりに目標的なのは浮かんでくるかもしれません。
　それを思い出したとき、なんでそんな目標にしたか覚えていますか？
大体目標を立てるときは、具体的にしたり、本当の目標を達成するための目標にしたりして、奥底にある本当の狙いというか本当に大事なものとはずれがちなんですよ。
僕たちは、大きな概念をそのまんま行動にするってのは出来ないので。

　例えば、優しい人になりたいって目標があるとするじゃないですか。でも、その目標ってまだ、なんのために優しい人になりたいの？って言えますよね。勿論、そんなこと考えたこともないって人もいるとは思うんですけど。
　この場合、人に好かれたいとか、晴れやかに日々を過ごすためとかが真の狙いとして浮かんでくると思います。
　ある程度は具体性があった方が良いので、目標は真の狙いと一緒にしろとは言いませんけどそこを忘れてしまうと空虚な手段だけが残ってしまう気がします。手段そのものを楽しめるなら全然良いんですけど、もし、少し迷ったり、違和感を感じたりしたなら本来の奥底の目的を思い出してみてもいいかもしれません。

　他の例も出してみましょう。
例えば、良い就職先に就きたいと思ってるとするじゃないですか。勿論この目標は、このままでも良いんですけど。
一度落ち着いて、なんで良い就職先に就きたいかを考えてみると。
お金が欲しいとか、自慢したいとかがあるじゃないですか。
この目標もさらに、お金が欲しいなら買いたいものがあるとかそれでモテたいとか、自慢したいなら承認欲求満たしたいとか色々あるじゃないですか。
　まぁでも、突き詰めていくと大体幸せになりたいとかになると思うんで、そこまで遡らなくても良いんです。
　大事なのは、目標を遡っていくと、別のアプローチ方法があるかもしれないと思えることなんです。良い就職先に就きたいも、お金が欲しいって目的をより本質に近づけると他の方法も考えれるでしょうし、自慢したいなら他のことでも自慢はできます。それに承認欲求を満たしたいだけならもっと別のアプローチのほうが推奨されるでしょうしね。

　まぁ、そんなわけで。大事なもの。目標の本質を忘れてない？ってことでした。僕の最近の生活目標だと笑顔で過ごすってのがあるんですけど、これの本質はもっと楽しんで、周りの人も幸せにしたいなので、そこ時々思い出したいです。あ、ちなみに笑顔、全く立もててません。

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