【感想】『やせる、不調が消える 読む冷えとり』本当に役立つ?冷えとりのやり方を説明!
📕このnoteを書いてる人📕
自己啓発、健康知識が好きな30代会社員。
社会人になってから自己啓発本にハマり、本やインターネットで毎日何かしらを学ぶことが趣味でありライフワーク。
欲しい本のレビューが少ない時に困った経験から書評ブログを開始した。INTJ🐏。
こんにちは、ひつじです。
今回は石原新菜さんの『やせる、不調が消える 読む冷えとり』を紹介します。
⭐︎作品情報⭐︎
『やせる、不調が消える 読む冷えとり』
石原新菜著 主婦の友社 2017年出版
1.この本を選んだ理由
寒がりなので普段から温活をしており、冷え対策に興味があった
インターネットでは得られない、深い知識に基づく冷え対策を求めていた
生理前に不安で頭がおかしくなる症状を少しでも和らげたい。
特に3点目、生理前のストレスにかなり悩まされており、藁にもすがる思いで手に取りました。
2.ざっくり内容
各項目見開き1ページ、イラストや写真多めで文章は少なめです。
運動、食事、お風呂、身体を温めるグッズに章が分かれており、
例えば運動だと「ストレッチは1日2回を目標に」、「朝ランニングのすすめ」といったレベル感です。
また、著者の石原新菜さんはお医者さんで、お父様もお医者さんです。お父様のもとで、漢方や食事療法、自然療法を学んだとのこと。
だからなのか、この本にはオススメの漢方薬や、ツボ押しの話が数多く登場します。
3.なぜ「冷えとり」なのか
現代女性は冷える環境で生きていると指摘しています。
夏場の冷房とかのことかな〜と思ったら、薄着のオシャレや甘い食べ物、さらには仕事のストレスも冷えの原因になるようです。
病気ではないけどなんとなくダルい、といった女性たちから「身体を温めることで改善した」という声が著者にたくさん寄せられたそうです。
また著者自身も身体を温めることで10kg痩せたとのこと!
いや10kgって本当に?と思いつつ、そこまで言われると「冷えとり」をやってみたくなります。
4.参考になった冷えとり3選
①体温の4割は筋肉から!運動によって発熱ボディが作られる
なんと、体温の4割は筋肉から作られるそうです!
体の中から温める方法として最も効率的なのが「筋肉を動かすこと」だそう。
特に、筋肉の75%は下半身についているので、下半身を動かすことで効率よく熱が作られます。
要は身体を動かしてあったまろうって話なんですが、 「発熱ボディ」という発想が好きです。
寒いときに自家発電できるようになったら無敵じゃん!と思って気に入りました。
紹介されている運動自体は
スクワット、腹筋、ウォーキングにランニング、軽いストレッチなど、ごく一般的なものでした。
特に片足立ちで1分キープする「ダイナミックフラミンゴ療法」は何も考えなくてもできそうです。
内側から温める方法は、温かい飲み物を飲んで胃を温めるか、湯船に浸かって身体の芯から温めるぐらいしか知らなかったので
筋肉で発電というのは知ることができて良かったです。これがこの本の中で1番気に入った知識でした。
②知ってるけど継続が難しい3-3-3入浴法、久々にやると効果を実感
3-3-3入浴法とは、3分湯船につかる→上がる、を3回繰り返す方法です。
知ってたしやったこともありますが、全く続きませんでした。
お風呂というリラックスタイムに、時間制限が設けられて急かされる感じが好きじゃないんです。
ただ、せっかく本読んだし…ってことで久々にやってみると、3回目の湯船で「今すぐ湯船を飛び出したい」と思うほど熱くなりました、想像以上でした。
湯船大好きで夏でも毎日浸かりますが、適当に長風呂をしてもここまでの発汗は無いと思います。
個人的な成功のコツは、1回目の湯船で「3分じゃ物足りない!」と思ったときに屈して長風呂しないことです。
また、本書では42℃以上のお湯と書いてありましたが、ぬるいと思わなければOKという独自ルールでやっています。制限が多いとやる気が起きないので、カスタムカスタム。
③寝る時の腹巻き
本書でもかなりの回数出てくるワード「腹巻き」。
超頻出だったので、とりあえず寝るときに着用してみました。
…暑い。
私はかなり寒がりで、夏でも分厚い布団を爪先までかけて寝ますが、腹巻きをすると身体の内部が熱くなって寝づらかったです。
それだけ効果があるんだと思いました、シンプルだけどこの冬は腹巻きをしようと思わされました。
こういった冷えとり方法が、各項目について見開き1ページにイラスト多めでまとめられています。
文字も大きめでサクッと読めるボリューム感です。
5.実践しづらい冷えとりもある
ここまで3選紹介しましたが、
数多く紹介されている冷えとりの中で、実践しないかな〜思うものも多くありました。
例えば
朝はにんじんリンゴジュース→ミキサーの掃除が面倒
とにかく生姜を食べる→ゴメン、薬味が苦手なんだ…
オフィスでは膝掛けにレッグウォーマー→立ったり座ったりしづらい
白くてふわふわした食べ物はNG→生クリームとスポンジが大好きなので無理かも
などなど、「健康のためには良いって分かってるけど、それをやりたく無いんだよな〜」って項目もいくつもありました。
全ての項目を完璧に実践するのは無理だと思うので、完璧主義の人はある程度割り切る必要があります。
【正直レビュー】簡単な言葉で読みやすいが、その分深い解説も少なめ
私は何事も学ぶなら専門用語からガッツリ学びたいタイプなので、知識量としては物足りなさを感じました。
冷え性のお母さんに「本で読んだけど、やっぱり腹巻きは良いらしいよ」と伝えて「へえ〜、今日は腹巻きしてみようかな。ありがとね」でやり取りが終わるような、
一つ一つの冷えとり方法はサクッとした分量です。
専門知識を学びたい方にはあまりオススメしませんが、実践書として基本的なことから温活を始めてみたい方には読みやすい本だと思います。
おわりに
挿絵もいっぱいでイメージしやすく、手軽さは抜群。
言葉も簡単なので、難しくて挫折することはないと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
本好きひつじ🐏📕
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