*1 天皇の料理番
年末一挙公開で初めてドラマを一気見した。
感動ポイント①
俊子(黒木華)が篤蔵(佐藤健)のことを心から愛しているからこそ、自分が彼の夢の足かせになってはならない。
そう思って、実際は別れたくないけれど二度と自分の前には現れないでくれといった。
私は好きな人のために、自分の好きな人への一緒にいたいという気持ちを犠牲にしてまで、こんな言葉をかけることができるだろうか。
そして実際に行動に移すことができるのか。
それはそういう状況になってみないとわからない。
少なくとも私は、過去にそのように思える男性に出逢ったことがない。
感動ポイント②
宇佐美さんは篤蔵に何度も裏切られても、いつまでも愛弟子のように心の中では気にかけていてくれた。
どんなに大事な局面でもアドバイスをくれた。
パリでの修行先ではそんな大事な宇佐美さんが持たせてくれた包丁を同量のフランス人に折られた。
イエローモンキーと差別されていた当時の日本人の悲しい現実も知ることとなった。
そんな状況下で悔しい思い、悲しい思いをしながらも修行をした篤蔵は立派だと思う。
感動ポイント③
兄、周太郎(鈴木亮平)が病に伏しても、弟の夢を応援し一番の味方になってくれていたことでどれだけ篤蔵は救われていたんだろうか。
彼の夢は彼一人だけで叶えられた夢ではない。
沢山の人の応援と援助によって支えられている。
*学んだこと・感じたこと*
夢を叶えるってとてつもなく大変なことだ。
だからこそ、叶えられた夢はどんな夢でも偉大である。
誰かを想う気持ち、真心、過信しない心、謙虚な気持ちが大切だ
そうこのドラマから学んだ。
GHQのところの場面で、アメリカ人への見方が変わってしまった。
アメリカ人が日本人に過去にしたことに対して、思うことは沢山あるかもしれない。
アメリカ人だから、とか一括りにして考えるのは良くないかもしれないけれど。自分もされたらいやだからそうしないよう努めるけれど。
今のアメリカ人に罪がないことも分かっている。
私には、沢山アメリカ人の友人やホストファミリーがいる。
彼らは私のことをどう思っているのだろうか。
少しもやもやが残っている。
色々なことを過去の歴史から学ぶことができた。