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食物アレルギー
パエリアを作った。
この人、しょっちゅうパエリア作っているな、、
と思われるかも知れないが(笑)、実際は月に一度くらいである。
パエリアは、水加減と火加減が中々難しい。
火が弱過ぎだと、水分が残ってべちゃっとしてしまうし、強過ぎると、焦げてしまう。
少しお焦げが出来るくらいが理想である。
今回は上手く行った。
具材は、鶏以外はイカ、ホタテ、アサリ、エビと魚介パエリアにしてみた。
息子と食べていて、驚きの場面があった。
3センチくらいのエビを、奴は当たり前のように食べているのだ。
息子は、重度の食物アレルギーで、食べられないものが多い。
具体的には、甲殻類のエビやカニ、
小麦粉が✖️なので、うどん、スパゲッティ、パン、ケーキなどはNGである。
卵もダメ、蕎麦もダメである。
問題無く食べられる食品が、かなり限定されている。
まだ小さい頃、IGEというアレルギーの検査を何度もやったが、どの数値も、ぶっちぎりで
医者もビックリである。
「まあ、様子を見ますか、、ゴニョゴニョ」
みたいな感じであった。
何しろ、白米すら強い反応か出ていた。
その息子か、エビを食べた⁉️
「あれ、今エビ食べなかった?」
「食べたよ。」
「大丈夫なん?」
「あのくらいのサイズまでは良しかなと、、流石に伊勢海老やオマールなどは、ちょっとね、、」
つまり、何度か恐る恐る少し食べてみて、大丈夫だったので、そういう決まりにしたようである。
ちなみに明太子のおにぎりがどうしても食べたく試してみたら大丈夫で、それ以来明太子は普通に食べている。
それなら、他も食べれるじゃないの?
と思われがちであるが、今でもアレルギー反応が出ると喉がイガイガして、気分悪くなるそうである。
ポピュラーな料理の中で息子が好きなのが唐揚げである。
しかし、厳密に言えば息子が食べることが出来る唐揚げは、片栗粉で揚げた唐揚げであり、小麦粉で揚げたものや、片栗粉と小麦粉をブレンドした粉で揚げたもの、小麦粉と卵で作ったバッター液で揚げたものは食べることが出来ない。
息子は以前、東京で映像制作の仕事をしていて渋谷のNHKにも日常的に出入りしていた。NHKの写真食堂はとても大きく、安くて、ボリュームがあり、メニューも豊富らしい。
しかし、そんな豊富なメニューでも中々自分が食べることが出来るが無くて、唯一「唐揚げ定食」を問題無いか食べてみたところ全く問題なく、それから唐揚げばかり食べていたそうである。
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