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久しぶりに私の中の破壊王が動き出そうとした時の話。

前回の投稿で、"次は適応指導教室について書きます"って宣言したんですが。

そんでもって、"夏休みになったら通級のストレス減るから冷静に息子くんと話したい"、とか書いたんですが。

それどころじゃない日が続きました。

心穏やかに過ごそうって思ってたんですが、うまくいかないことがあるものですねぇ…。

久しぶりに、とにかく不登校に関するあれこれがホントーーーーに、嫌になりまして。(適応指導教室は休みに入ったにも関わらず)

眠っていた私の中の"破壊王"が動き出すんではないかってくらい、ヤバい心を抱えてました。

"取り扱い注意⚠️!"のタグを私が私に貼りつけておきたいくらい、よろしくなかったです。

今は少し落ち着いています(たぶん)。

破壊王は浅い眠りにいる感じ。

今回はそんなヤバい状態から一時的にどのように抜け出したか、をまとめていきます。


私の中の"破壊王"をヨガの呼吸法とかでどうにか眠らせた

荒ぶる心を安定させたのは、ヨガの哲学や呼吸法の実践、ちょこっと勉強している精神医学の知識を活用した(参考にした、かな)ことです。

精神医学の知識、ではアンデシュ・ハンセン、マッツ・ヴェンブラート著の「メンタル脳」をかなり参考にしています。

体には呼吸法を、頭には「メンタル脳」の知識を。

今回はそんな感じでどうにか乗り切りました。

”片鼻呼吸法”で交感神経、副交感神経を整える

いきなり「え?」という語句が出てきましたね。なんじゃい、片鼻呼吸法って。

ヨガでは割と有名な呼吸法の一つですが、馴染みのない方にとってはピンとこないし「なんか怪しい」って思われるかもしれません。

でも、心が安定しない時にとてもオススメの呼吸法なんです!

心が安定しない時って、瞑想しても深呼吸しても、ずっと頭の中が忙しいですよね。とにかく集中しずらい。何かを常に考えている状態。

ヨガ哲学を教えてくださっている先生は、そんな状態を「頭の中に”クレイジーモンキー”が住んでいる」と話してありました。

”クレイジーモンキー”=正気でない猿。猿って普通の状態でも落ち着かないのに(自然界の中では落ち着いてるのかもですが、元気ではしゃいでるイメージ)、正気でないなんて…。

どんだけ動き回って騒がしいんだよ、って思います。

そんなクレイジーモンキーに大人しくなってもらう一つの方法が、片鼻呼吸法。

具体的なやり方は、YouTubeを参考になさってください!一応文章で説明はしますが、これは動画で見て実践した方がわかりやすいです。

片鼻呼吸法のやり方と効能

  1. 姿勢を安定させる(床でも椅子でもOK!骨盤を立たせて、背筋を伸ばして)

  2. 右手→人差し指と中指を折り曲げる 左手→親指と人差し指で印を結んで、左膝に置く

  3. 両鼻の息を吐き切る(右手親指を右の小鼻に、右手薬指と小指を左の小鼻に軽く沿える)

  4. 右手の親指で右の小鼻を押さえる

  5. 左の小鼻からゆっくり息を吸う

  6. 右手の薬指・小指で左の小鼻を押さえる

  7. 右手の親指を離し、右の小鼻から息をゆっくり吐く

  8. 右の小鼻から息をゆっくり吸う

  9. 右手親指で右の小鼻を押さえる

  10. 右手薬指・小指を離し、左の小鼻から息をゆっくり吐く

あとは5~10を、5分ほど繰り返します。呼吸のカウントは5秒ずつくらい、同じ長さで行います。

鼻が詰まっていると、とてもやりにくいのでできないのですが、鼻の状態が悪くなければオススメの呼吸法です!

片鼻呼吸法の効能は、ズバリ「自律神経の乱れを整える」。この一言に尽きるのではないかと。

さて、ヨガの考えでは、ざっくり言うと体の左側は”イダ―”と呼ばれる陰のエネルギー(月、という表現もあります)が、右側は”ピンガラー”と呼ばれる陽のエネルギー(太陽)が走っていると考えられています。

これが、馴染みのある言葉で表現するとイダ―は副交感神経、ピンガラ―は交感神経ですね。

呼吸によって副交感神経と交感神経のバランスを取り、どちらかに偏っていた神経の働きのバランスを整えていきます。

ちなみに、アロマとか香りが好きな方は、手のひらにオイルを1滴ほど垂らして片鼻呼吸法をするのもいいですよ!

香りがダイレクトに鼻に届くので、これもまた気持ちが落ち着きます。

不安や恐怖と扁桃体


今回メンタルがヤバくて、私の中の破壊王が出てきて、色々なことをゼロにしてやる!とか思うことが時々あったのですが。

そんな時にフッと「脳の扁桃体の誤作動だよ」ともう一人の自分が伝えにきてくれた…と書くと何か怪しいのですけども。そう伝えにきてくれて、暴走しそうになった破壊王に、どうにかブレーキをかけていました。

なんか怪しいんですが、でも実際そうだった、というか。「メンタル脳」で得た知識が頭の中に出てくる瞬間はありました。

「あぁ~扁桃体の警報装置が働きすぎてるな」と。

扁桃体は脳の一部だから、それが過剰に反応しているということは、脳が疲れるよね~。それなら寝て、脳を休めないとね。じゃあ寝よう!とにかく寝るんだ!!

休日はとにかく寝るようにしました。

イライラや不安があると眠りにくいのですが、楽しい漫画を心ゆくまで読んで目を疲れさせて、寝ました。(あまり健康的な寝方ではないですが)

扁桃体は、脳の左右に1個ずつありアーモンドのような形をしているんだそう。個人差はありますが、長さ約1.5㎝、幅約1㎝、厚さ約0.5㎝の大きさです。

そんなちっさなモノが感情の処理、特に恐怖や不安に関する反応に重要な役割を果たしているとは。脳ってすごいですよね~。

「メンタル脳」によると、扁桃体は「何かがおかしい!」と警報を出すのが好きようで。

扁桃体からの警報で体は臨戦態勢に入るため、心拍数が上がったり、呼吸が早くなったりして不安や緊張状態になってしまうようです。

これといって決定的な不安な出来事があったわけではないのですが、積み重なった小さな何やかやが、扁桃体を日々刺激させていたのかもです。

積み重なった刺激が、ある日「もーやだ!どーにでもなれー!!」と破壊王を召喚しそうになっていたんですねぇ。

「メンタル脳」は、自分の不安感を客観的に見られるきっかけになるので、時々読むようにしています。

破壊王はなぜ出てきそうになったのか

落ち着いた今、なんでそんなに不安や緊張に囚われていたのか、ちょっと考えてみました。

  • 不登校息子くんの進路(定時制なのかサポート校なのか)

  • 高校の体験入学のスケジュール調整をどうするか(そもそも本人が乗り気でないのに)

  • 体験入学へ行くにあたって、仕事のお休みどうするか

  • 仕事を休んだら収入が下がる

  • 反抗期真っ盛りで、どんな言葉かけをしたらいいのか時々わからなくなる

  • 不登校訪問支援の方が6,7月と来てくれなかった

  • 適応指導教室への連絡はしなくていいが、今までの緊張状態を引きずっていた

こうしてまとめてみると、それなりに不安や緊張があったのだなぁ、と感じます。

一つ一つ解決策を立てて、攻略するしかないかな~。

ただ、息子くんの意思も関わってくることもあるので、ここは冷静に話し合えたら…。

家じゃダメだな。コメダ珈琲かどこかで、美味しいものを食べながら話し合うことにします。

三者面談があるので、まずはそのあとにコメダ珈琲で担任の先生からあった話を二人でまとめたいですね。

「息子くんの話に耳を傾ける」。これを三者面談の後は、意識して平和に話し合えるようにします!

最後までありがとうございます。次回は、適応指導教室について書けたら。もしかしたら、違う話になるかもですが、またお付き合い頂けたら嬉しいです!









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