青い夏
今日は美容院に行ってきた。
美容院の鏡に映る自分の顔は、なんだか見慣れなくて、ソワソワしてくる。
そもそも誰かと一緒に鏡に映って、鏡の中で目を合わせたり、笑いかけたり、相槌を打つっていうのが不思議で、思わず振り向いて美容師さんの顔を見ようとしちゃったり、何だか気まずくて目を伏せたり瞑ったり。
雑誌を読みつつ、何にも話さないのも何だかなぁ、と思い悩んだり…
もう何年も通っているのに、未だに頭の中が忙しい。
一番好きなのはシャンプーで、目を閉じて静かにしていてもいいと思える工程だから。
そんなこんなで、美容院に行く日も疲れてしまうのだけど、自分だけ(かは、わからないけれど)の癖だと気づいてからは、
「勿体ないなぁ、またやってるわ、わたし。」
と、半ば俯瞰して自分を見てる。
長く思えた夏休みも、あっという間に過ぎて行く。
ウンザリするほどの暑さは相変わらずだけれど、夏休み、まだ終わらないでくれたらなぁ。
学校が休みだと、少し朝や夜の時間がゆるやかだ。
そしてこの夏、娘たちを通して、自分もまたキラキラした青春時代のお裾分けをもらった気持ちになっている。
借りている本にピッタリの文章があった。
この本の紹介もしたいな。
素敵な140字小説がたくさんで、
パラパラと目にするだけなのに、言い得て妙。
心にすとんと落ちてくる。
もう一つ好きだったのが、
140字小説というものを初めて知った。
短歌でも詩でもなく、味わい深くて好きだった。
書き方も教えてくれていて、なんだか書けるかも、という気がしないでもない(笑)
よかったら読んでみてください。
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