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失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第一話
あらすじ
25歳。私は片思いの人に告白した。そして振られた。
いけるかもって言う確証はあった。だって二人きりで遊園地、動物園、
水族館、恋人が行きそうなところは全部回った。雰囲気もいい感じだったはずだ。
恋愛初心者の私はそれに舞い上がっていたのかもしれない
理由は「友達だと思ってたんだけど」はぁ?全く意味がわからなかった
まあでも今考えてみると手を繋いだりする雰囲気とかはまるで無かったような気が
失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第二話
光が目に入ってくる。朝だ。
あぁやっぱりあれは夢だったんじゃないか。と起きあがろうとすると
何だか横が重い。それにベットがいつもよりもふかふかなような気がする。
待って待ってこれって私の予想が正しければここって
一思いにベットをめくるとそこにはいかにもお姫様の部屋みたいなものがあった。大きなベット、ソファ、装飾品も何もかもが豪華に見える。
とベットの横で何かが動いた。
「う〜ん」
おそるおそる、そ
失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第三話
メイドさんに見られてしまった。見た目的には私がめちゃめちゃ怪力だと思われてるかこの枕が元々脆いのか。いやいや脆い枕って。ていうか私どちらかというと力弱い方だし!りんごとか素手で潰せるタイプの人間じゃないんだけど、、、でもここは、、、
「すみません!枕がその真っ二つになってしまって決して破ろうとしたわけではないんです!」
言い訳くさい。これじゃあ逆に最初から破る気満々の人の発言じゃん!
すると黒髪メ
失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第四話
翌日の朝
私は修練場というところにメイドのレトさんに連れられてやってきた。
修練場というにふさわしく的あてや剣などが並べてある。そういうものとは縁の無い生活を送ってきたから何だか不思議な気分だ。
「レトさんここに魔法を教えてくれる方が来るんですよね?」
「はい。もうすぐ来るはずですが、、、すみません何分、魔法騎士様は有名な遅刻魔でして、、」
どどっどどど
ん?なんか音がするような、、、それ
失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第5話
私にとっての気持ちが揺れ動くことね、、、。その日の夜、私はまだ慣れないお姫様ベットにゴロゴロしていた。この世界にはスマホがないので手軽に調べることもできない。
うーん。今まで流れに身を任せて生きてきたからか、あまりこれが好き!とか。あれがやりたい!とか言うのがなかった。そんなこと言ったら振ったあの人を好きになったことが自分で選んだ初めての事だったかもしれない。
告白したのも人生で初めてだったし。
失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第六話
あの後私とリバーさんは私の大声のせいでレトさんや執事さんたちにあっけなく見つかってしまった。案の定レトさんは「こんな夜更けにレディを連れ出すなんてありえません!」などど言いながらリバーさんを叱っていた。
こんな姿を見ると一国の王子様のようには見えない。
そして、翌朝。修練場にて。
「おはようございまーす勇者様!レトさん!」
私とレトさんは修練場に向かうと既にジャックさんが待っていた。
「あら、珍
失恋して落ち込んだた異世界に来たので世界を救うことにした第七話
そんな運動部バリバリのことを続けて一週間すぎた日のこと。
私は筋肉痛に悩まされていた。遅くに筋肉痛が出るのは歳のせいだろうか
学生時代みたいに底なしの元気なんてない。
まあ昔も体力はなかったけどね!
けれど着実に体力はついてきたとジャックさんは言う。
魔法のコントロールも少しずつまっすぐ、威力も抑えながらできるようになっていた。威力は単純に感情的にならないことを意識すれば難なくできた。
そんな中リ
失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第八話!
私が魔王城に行くと言ってから二日が経った。
あの日の夜。リバーから様々な事実を聞かされ、驚き、、、は
あまりしなかったけど、話の勢いのまま、
「魔王城に行く!行くったら行くの!」とまるで子供が駄々をこねるように言ってしまった。もうちょっとマシな言い回しは無かったのか。
25歳が言う言葉じゃない。見た目的にはいいかもしれないけど。
それから、急に二日後に行くことになってしまったので、色々と大変だった