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【横瀬町/協力隊】すごい1日だった2024年2月3日(ごめんなさい、超長文です)
みなさん、こんにちは。
横瀬町地域おこし協力隊ウェルビーイング担当の
やすこです。
関東では大雪警報が出されるなど、
多方面で影響が出ております。
今日に限って横瀬町役場に
mustで行く用事があり
長靴を履いて
ザクザクと雪の上を歩いて行ってきました。
歩いてるとお世話になっている
町の人たちと行きかい
会話を交わし
なんだか心が温かくなりました。
除雪作業をしてくださっている姿に
頭が下がります。
心から感謝申し上げます。
私は生まれて初めての大雪体験で
驚いていますが
町の人は「慣れているから」と言っていたので
凄いなと思いました。
横瀬町は「春夏秋冬いいわよっ」
て教えてもらいましたが
本当に色々な顔を見せてくれます。
家の暖房器具がエアコン1台だけなので
寒さに耐えられるか心配でしたが
横瀬町で元気に過ごしております。
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今日は、2024年2月3日(土)のことを
発信したいと思います。
横瀬町での日常は時々ドラマみたいです。
1.偶然のような必然の1日のはじまり
横瀬町含め秩父地域は私にとって
神秘的な土地です。
2月3日(土)AM6:09
お世話になっている横瀬町の方から
「今日、天気がいいから宝登山登りにいかないかい」とLINEメッセージが送られてきました。
その日、私は既に起きており、
メッセージにすぐに反応。
「午後から他の町民の方と約束があるので
13時頃までに横瀬町に帰ることができればOKです」
すぐに電話が入り、私たちは宝登山に行くことに……
フットワーク軽いのは
なんとなく直感的に行きたいと感じたから。
私は飛び起き
水筒2本にコーヒーを淹れ
チョコをリュックに詰め込み
10分で準備完了。
7:00頃
宝登山神社に到着。
「今日イベントあるみたいだね」と言っていると
「今日、節分じゃん」となんだか偶然だけど
宝登山神社に呼ばれたような気がして
とてもラッキーな気分。
早朝だったので
私たちが一番のりでした。
宝登山の奥宮を参拝し
はじめてみる蝋梅の美しさに魅了され
山頂で最近の横瀬町での出来事を報告し
美しい景色を見ながらしばし休憩。
色々な偶然が重なり
今ここにいると思うと
今日が特別な日になることはこの時点で
なんだか分かっていました。
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2.よこらぼ大会議2024
宝登山から横瀬町に
12時には戻り
次の約束の準備。
13時10分には家を出て
よこらぼ大会議2024に参加するため
13時20分に町民会館に
横瀬町の友人と待ち合わせ。
横瀬町が7年間取り組んできた
官民連携プラットフォーム「よこらぼ」の成果発表。私が横瀬町に移住する前、
横瀬町のことは全く知りませんでした。
その時に情報を得る媒体としてはWebしかなく、
横瀬町について徹底的に調べました。
その中で、横瀬町は理想だけでなく結果を残している町だと感じさせてくれた事業が「よこらぼ」でした。
海外や都会での生活に慣れていた私にとっては
移住した時にドメスティックな地域だと
私のようなマイノリティでユニークな背景がある人間は受け入れてはもらえないだろうなと思っていました。
しかし、町のフィールドに、
都会では参加費を出さなければ
いけないような価値ある事業を
無料で町民に提供している「よこらぼ」事業は
私にとってはとても魅力的に感じたことを覚えています。
だからこそ、
楽しみだった「よこらぼ大会議2024」
以下、今回のイベントのため情報を簡単にまとめました。
詳細はHPからご覧ください。
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【よこらぼとは】
「よこらぼ」は埼玉県横瀬町が提供する“まちづくりの実践や実証試験などができるチャレンジのフィールド“。実証試験を行いたい企業、自分のアイディアでまちづくりを実践したい個人、あたらしいチャレンジに取り組みたい団体など、横瀬町でやってみたいという熱意がある人なら誰でも応募可能
【目的】
民間活力を積極的に利用することで、都市圏からヒト・モノ・カネ・情報を継続的に流入させる中心的役割を果たす仕組みづくり。
【実績】輝くピカピカな事業!!
●令和2年度第 12 回協働まちづくり表彰優秀賞の受賞
●令和4年度ふるさとづくり大賞優秀賞を受賞
官民連携プラットフォーム「よこらぼ」の実績が評価
●令和5年民間団体主催 国内最大規模の政策づくりコンテスト
第18回マニフェスト大賞 コミュニケーション戦略賞優秀賞を受賞
●プロジェクト提案225件、 採択135件 (2023年08月30日時点)
【よこらぼ大会議2024 当日のイベントスケジュール】
当日参加者:約200名
日時 :2月3日(土)13:30〜18:00※開場13:00
場所 :横瀬町民会館
===
13:30~★オープニング
13:50~★トークセッション
【①トークセッション 13:50-1430】
■スタートアップ×横瀬
〜 日本一チャレンジする町が伴走者! スタートアップが横瀬町と組む理由 〜
ゼロから事業を立ち上げ、社会にインパクトを与えるために活動する「スタートアップ企業」。そのスタートダッシュを横瀬町をフィールドにさまざまな実証実験を行いました。スタートアップだからこそ、横瀬町と組んで実証実験をする理由、それを深掘りいたします!
===登壇者===
・(株)EXITFILM 田村 祥宏 氏
(№17/社会課題を題材にしたショートムービー制作・公開)
・(株)Liquitous 栗本 拓幸 氏
(№105/参加型合意形成『Liqlid』)
・Trim(株) 石川 直也 氏
(№136/ベビケアルーム屋外用mamaro(仮称)の実証試験)
・ファシリテーター:合同会社 浅見制作所 浅見 裕
【②トークセッション 14:30-15:10】
■企業×横瀬
~イノベーションは地域から! 企業と自治体の最高な関係性~
数多くの大手企業とのコラボを生んできたよこらぼ。その成果物も多岐に渡ります。
企業が今、自治体に求めていること、そして、横瀬だからこそ生まれたアウトプットなど、実際の採択者とともに語り合います!
===登壇者===
・(株)NTTデータ 山口 智孝 氏
(№/18新規無線通信技術実証・№40/自治体向けLPWA網実証)
・本田技研→TIS(株) 伊藤 淳 氏
(№71/シェア旅✕ミントク・№104/ASTARIヨコゼマチウォーク・№120/WoodDreamDeck)
・西武鉄道(株) スマイル&スマイル室長 堤 広利 氏
・ファシリテーター:(株)スキーマ 橋本健太郎
【③トークセッション 15:20-16:00】
■大学×横瀬
〜 町を丸ごと実験フィールドへ! 横瀬で生まれた「あたらしい官学連携」〜
大学のない町、横瀬。なのに関わる大学関係者の数は日本屈指だと考えております。
さまざまな社会課題をそれぞれの専門分野から切り込み、横瀬をフィールドに実証実験や企画を提案いただいた大学の皆さんと、「あたらしい官学連携」を模索します。
今回は一問一答の大喜利形式!スピーディーに課題解決するアイデアを創出いたします。
===登壇者===
・青山学院大学 地球社会共生学部 古橋 大地教授
(№04/ドローン)
・立教大学観光学部 舛谷 鋭教授
(№27/お寺カフェ)
・東京電機大学システムデザイン工学部 松井加奈絵准教授
(№84/データ連携による地域のスマート化)
・専修大学経営学部 奥村 経世准教授
(№91/横瀬イノベーション)
・東洋大学⇒長野大学 吉田 善一副学長
(№113/哲学カフェ)
・麗澤大学経済学部 吉田 健一郎教授
(№124/よこぜお酒フェス)
・十文字学園女子大学教育人文学部 羽田邦弘教授
(№125/おばあちゃんちのえんがわ:子ども「つなぐプロジェクト」)
・ファシリテーター:横瀬町長 富田能成
【④トークセッション 16:00-16:40】
■地元×横瀬
〜 地元の想いとチャレンジを加速させる地域連携 〜 】
よこらぼは、他地域のプロジェクト誘致だけでなく、地元である横瀬・秩父地域の事業者や団体、個人との連携の多数実現してきました。
「自分の地域で何か行動を起こしたい」
そんな想いを、よこらぼの仕組みを通して加速させたよこらぼ採択者の皆さんと語り合います!
===登壇者===
・yokoze oh!世っ会 代表 大塲 広子 氏
(№38/高校生・大学生と一緒に勉強しよう!)
・(社福)清心会 理事長 岡部 浩之 氏
(№41/アートセッションin埼北2018)
・(株)カリラボ 代表取締役 吉田 隼介 氏
(№53/獣害対策振興プロジェクト)
・横瀬町議会議員 向井芳文 氏
・ファシリテーター:横瀬町長 富田 能成
16:30~★クロージングのご挨拶
★参加者全員で写真撮影
17:00~★ネットワーキング
17:30 終了
~印象的だった内容をさくっとまとめました~
今回のイベントのカテゴリーとして
①スタートアップ、②大企業、③大学、④地元の
4つのトークセッションがありました。
①スタートアップのよこらぼ参加のメリットは、
横瀬町との連携実績により、自身の事業の信頼の担保となり、他の自治体へ事業を拡大するきっかけ(チャンス)となった。自治体の特性として、事例がないものにはチャレンジをしない保守的な傾向がある中で、よこらぼでの実績はその突破口になった。横瀬町の人口や職員数でも事業を実施できたという実績は、他の自治体がやらない理由ではなく、事業をする希望や力になったと思う。
改善点の要望としては、採択の期日を明示しているのならば、きちんと期日の連絡日を守って欲しい。また、住民の需要は何かと考えPJを実施することも重要である。
②大企業のよこらぼ参加のメリットは、実証フィールドがあることはとても良かった。その技術を製品化し、国内、海外で社会実装ができている。横瀬町は提案から実装までのスピード感が非常に速い。また、失敗しても良いというフィールドがあり、その迫力を感じることができた。また、人を大切にしてくれる。会社の知名度よりも、プロジェクトにかける個人の熱意を尊重してくださったとこはとても嬉しかった。横瀬町、芦ヶ久保などは西武線の終端である。西武にとったらロイヤルカスタマーである。芦ヶ久保の売店が業績悪化により閉店せざる終えなくなった時、現在のA_Sta.Ba(アスタバ)を新しい拠点としてスピード感持って対応して下さってありがたいと感じた。一方、大企業にとって横瀬町の認知度がそれほどなかったこともあり、社内で決裁を取るのに建付けが必要だった。また、PJ実施にあたり人口を問われる。横瀬町は人口が多いとは言えないので人口が少ない自治体で効果がでないことは、人口が多い自治体でも効果はだせない等として社内を説得する必要があった。さらに、大企業目線の課題と地域目線の課題は相違があることをきちんと理解していくことが重要。今後、よこらぼの横のつながりで何か事業が生まれるといい。西武線では、西武旅するレストラン 「52席の至福」を運行しているので、「52席の至福×よこらぼ」実現できると面白い。
③大学でよこらぼ参加数は15大学、内、7名(の大学の先生方に参加して頂く。①、②のトークセッションの形式とは異なり、一問一答の大喜利形式!スピーディーに課題解決するアイデアを創出というテーマ。印象に残った言葉は、横瀬町内から新しいことがわきあがり、自分たちもやってみようと思える機会になれば。町民を巻き込みたい。チャレンジの連鎖が生まれると良い。互換性を高める。横瀬町の取り組みが他の自治体へとつながっていけたら。横瀬町に大学生がいないので、交流ができない。横瀬町はスピード感を持って対応してくれるが、スピーディーを問うことも大事。「スロー・スモール・丁寧」に着目してみたら良いのでは。町全体が教育のリソースであり、横瀬町を大学ととらえ、地域の交流が生まれたら良いのでは。よこらぼ参加の大学同士が横瀬町で交流し、文化祭を実施したら良いのでは。ゼミ合宿の町として全国に発信。現在、春マルシェ、秋マルシェは大学の学生ボランティアで成り立っているので、学生ボランティアがいなくなったらどうするのか考えることが重要。等々。
④地元からのよこらぼ参加したメリットは、横瀬町にはお世話になりっぱなしで、事業をするにあたり親身に対応をしてくださった。カリラボとよこらぼのコラボが今後実施できたらよい。横瀬町は、横断的なつながりや縁を頂ける場所。例えば、ユニバーサル野球の実施など、掛け合わせると価値がでる。横瀬町の採択は事業の信頼につながっている。よこらぼを通して、色々な人とつながることができた。クリエイティブや普段体験できないことを体験できることはとても良いことである。一方で、横瀬町町民への告知が非常に下手である。今回のイベントでもそう思った。横瀬町の町民に協力を得ることが重要だと思う。よこらぼのPJを地元の人がしらない。そのため、PJが浸透しない、のりきれない、疎外感が生まれている。地域の人を巻き込んでいくことが大切。福祉は幸せである。保守的というが、昔からいる人の価値観、スロー、非効率という考え方も非常に大事だと思う。
~よこらぼ事業に想いを馳せる~
●「よこらぼ」の横瀬町への無限の可能性【圧倒的な知名度向上】
これは私の見解にはなりますが、よこらぼの7年間の実績は、人口約8,000人の町が、よこらぼ事業の目的のとおり、民間活力を積極的に利用し、横瀬町内外からヒト・モノ・カネ・情報を継続的に流入させる仕組みづくりをつくり、実施し、それを多くのメディアに取り上げて頂くことで横瀬町の知名度及び認知度を上げ、全国規模の賞を獲得する実績までにつなげた成果にすごく価値があると私は思っています。よこらぼによって、最先端の事業を町民が無料で体験・参加できるのです。これって、よそものの私からしたらかなりすごいことだと思うし、横瀬町の町民になってよかったと思うこと。
●なのに少し悲しいのはなぜだろう……期待を込めて
私は、Web媒体で横瀬町を知った時にこんなすごい町があるんだと驚嘆したのを覚えています。ただ、実際に横瀬町のフィールドに来た時に、この町が次にやらなければいけない課題を感じました。
それは、トークセッションでも度々出ていましたが、こんなに素晴らしい事業を実施しているのに、一番知って欲しい横瀬町の町民に情報が浸透していないということ。もちろん、地域性で新しいことを受け入れない、保守的な価値観もあると思いますが、私は約1年間、地域おこし協力隊として活動する中で、横瀬町の人はただたんに事業に反対しているのではないと感じました。「知らない」が批判、反感、無関心をうんでいるのだと思います。今まで横瀬町をつくってきた、守ってきた町民に敬意を示し、どのようにしたら町の新しい素晴らしい取り組みを受け入れてもらえるのかをもう少し住民に寄り添い自治体として今後は考えていく必要があるような気がします。よこらぼ事業は、ひとを大切にしている事業。ひととひととでつながっている事業。だから、ひとが変わっても、よこらぼ事業がこの町の未来に残って欲しいという願いのもと、この事業が今後益々横瀬町のひとにも愛される事業として発展していってもらいたいなと感じました。
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3.横瀬町の方との交流会
よこらぼ大会議2024が終わったら、次に予定が入っていた横瀬町の方との交流会に友人といっしょに参加してきました。
横瀬町の方からあちらこちらと色々と毎回お声を掛けて頂きます。
今回は、横瀬町の地元のお祭で良くお会いする
神主さんから副町長経由でお声がけ頂きました。
同日の夜、横瀬町の友人と氷柱と秩父夜街彩さんぽに行く約束をしていました。
今回、交流会にお誘いされたことを話すと、
「ひととのご縁を大切にしましょう」と言ってくださり、予定を変更し、一緒に交流会に参加してくださることになりました。
横瀬町のお祭つながりの関係者が30名ほど集い、
緊張しつつも、最後は非常に楽しく、ワイワイとさせて頂きました。
町づくりって何だろうってよく考えいます。
町づくりの中心は、
横瀬町(自治体)
町会議員
横瀬町の町民
だと考えています。
横瀬町の地域おこし協力隊として
古き良き文化と新しいチャレンジの文化のつなぎ役として微力ながら動けたらいいな~と思いました。
私は横瀬町のひとを好きになり、
横瀬町を好きになりました。
だから、横瀬町のひとたちの幸せとは何かを
常に問いたいのです。大好きなのです。
両方の文化があるから、
横瀬町は私にとって日本を代表する
最先端な町なのです。
ご縁がある限り、
そんな気持ちで日々の活動を邁進したいなと
消極的ながら感じた夜でした^^
濃いわ~!!朝、6時から夜22時まででした。
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本日も長文読んでくださりありがとうございました。
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