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姿勢改善エクササイズの導入がクライアントにもたらす3つメリットとは 編

姿勢改善エクササイズからアプローチするメリットは?

姿勢改善は大切
姿勢改善エクササイズだけを切り取ると非常に地味だけど…。
  1. 不定愁訴への対応が柔軟になる(筋肉バカの烙印を押されない

  2. クライアントの個性に合わせて、効果的なダイエットプログラムも作成できるようになる(美容効果も含む

  3. アスリートから一般の人々まで、幅広くパフォーマンスコンディショニングを提供できるようになる。(顧客の満足度向上と長期的な関係構築)


1不定愁訴への対応が柔軟になる

テレワークで肩こり
テレワークが一般的になり慢性的な運動不足も…

不良姿勢の継続は、「腰痛や肩こり、頭痛」などの不調がメジャーです。

コレクティブをかけるポイントは全体のバランスをしっかりみる

不定愁訴のケアのポイントは不調を訴えている部位の「上下の関節とその筋肉の状態をチェック」するのがポイント。
これは僕が鍼灸師として修業時代に学んだことです。

例)肘に痛みを訴える→ヒアリングは勿論。トムゼンや逆トムゼンテストで終わらずに、首の状態や手関節のチェックまでする。ということです。

注意深くお話しを聞いていきましょう

このプロセスがあるだけでコレクティブエクササイズやハンズオンリリースの効果は変わってきます。不定愁訴の解決力があるトレーナーはクライアントから非常に信頼されます。(Instagramの口コミです


2,クライアントの個性に合わせて、効果的なダイエットプログラムも作成できるようになる(美容効果も含む)

食事のコントロールだけでは無理…

姿勢改善エクササイズからアプローチするトレーニングは、その日のコンディションを優先してプログラムする為、「ダイエットトレーニング=辛いもの」というイメージが小さくなり、目標達成後のセッション継続率もアップします。

オープンシザーズSynに限らずですが…

その為には脊柱管の動きや骨盤の動きなどしっかりスクーリング出来てそれらをしっかりコレクティブできるようになるだけでも結果はより良いものになります。姿勢改善エクササイズの多くは人体の根幹である脊柱を中心にメニューが組まれている=体の根本へのアプローチの為、背筋が伸びて、胸が開き、顔も明るく見えるようになる。また、姿勢が良くなると、服もより良く似合うようになる。(美容効果としても力を発揮する)

結果、クライアントとの長期的な信頼関係も築きやすくなる(様々な相談をしてくれるようになる)


3,アスリートから一般の人々まで、幅広くパフォーマンスコンディショニングを提供できるようになる。(顧客の満足度向上と長期的な関係構築)


筋肉は孤立化させてはいけない

これも鍼灸師の修業時代での話しで恐縮だが、師や兄弟子によく言われていことがある。
それは「人を診る仕事をするならば、赤ちゃん~お年寄りまできちんと診れるようになりなさい」と言われていた。当時、どんな意味だろうと考えていたが現場で働くようになってから痛烈に感じた。

OMG!!
  • 何を感じたのか?
    ある意味「クライアントはこちらの都合などお構いなし」ということである。つまり、「これ分かりません」や「それは専門外なので無理です」ということが通じないということである。

はぁ?と思うかもしれないが実話である。国家資格という縛りがない職種であるトレーナーはその傾向が強いのかもしれない。「トレーナー=筋トレが大好き!」や「トレーナー=身体を動かすことだけが大好き!」だけでは済まない。

国家資格という縛りがない「トレーナー」という立場であるからこそ、人に関する様々な知識を取り込んでおく必要が絶対にある。広く浅く始めて徐々に知識を深掘りしていけば大丈夫。

例)姿勢評価の代表格でFMSやってみたがわかりにくい!という場合は徒手筋力検査や理学検査という科目からスタートするのがオススメ。(その前段階であれば、解剖学をしっかりおさえておきたい。全身の筋肉と神経はわかるようにしておく)

つまり…

  1. 人に関する様々な知識を取り込んでおくことで、セッションにおける事故に遭遇する確率が減る。

  2. クライアント(選手)に無理をさせないことが絶対の前提になる。

  3. 無理をさせなければ、コンディショニングの管理がしやすくなり、効率的に体を変化させていけることが可能。

  4. 効率的に変化させられる=知識量が不可欠

  5. 膨大な知識量と実行力は権威性を高めるので、信頼関係が築きやすい。

上記の1~5の項目をフォローをしやすいのが姿勢改善エクササイズからのアプローチである。人体の根幹である脊柱を中心にメニューが組まれている=体の根本へのアプローチの為、体を動かす準備にも適しているし神経系を活発にする効果があるエクササイズも豊富である。

ここまで読んでくれてありがとうございました。最後の方は熱くなってしまったけど、少しでも伝わると嬉しいです。

ニーズの継続は30年と言われてます。ダイエット市場として見ても20年は経過していて…。この先、パーソナルトレーナー=ダイエットさせてくれる人!という社会的なイメージのままでよいのだろうか?

世界では反ルッキズムの動きも高まっている様子だし、トレーナーの仕事の7割は観察して考えることだとも言われています。

少しでも多くのトレーナーの方々の役に立つ記事が書ければいいなと思う今日この頃です。

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