ｰ大食漢の優しき少女ｰ
こんにちわ。今回は以前の記事に続き
正当な続編となる映画レビュー、ご紹介をしたいと思います。
↑こちらが以前の記事となります。
こちらを読むことで今回の記事は、より面白くなるので是非読んで見てください。
(주식회사)Film company this month
それではいきましょう❗
1・主要キャスト
少女/ARK1(アーク1)(演:シン・シア)
本作のヒロイン。
某施設から自力で抜け出し、公道に出た所に謎の集団に拐われ、偶然同じ場に居合わせたギョンヒという女性がおり、色々あって助けられる。
行く当てもないので、そのままギョンヒ家にお世話になることになる。
ギョンヒ(演:パク・ウンビン)
名も知らない血みどろの少女を家に招き入れ、一緒に同居する。
父が亡くなり大事な実家を継ぐが、ヨンドゥという男がその土地をしつこく狙っており、付け回されていて家を守るため日々健闘している。ちなみに帰国子女。
デギル(演:ソン・ユビン)
ギョンヒの弟。少女と一緒に暮らしていく中で仲良くなり、世間知らずの少女に色々教えたりしたことで二人の間に友情が生まれ、少女の唯一無二の親友となる。
チョ・ヒョン(演:ソ・ウンス)
超能力者の組織を束ねる本社のエージェント。ペク総括の指示で少女を排除するように頼まれる。チャンとは昔、仲間で上司(チャン)と部下(ヒョン)という関係だったが、10年前とある出来事で仲違いをし、そこからはお互い疎遠になります。
チャン(演:イ・ジョンソク)
某施設から自力で抜け出して行方不明となったアーク1を追う秘密研究施設の"方舟(アーク)"の最高責任者。
アーク1の脱走の原因はペク総括が怪しいと睨んでおり、密かに敵視している。
ペク総括(演:チョ・ミンス)
前作『THE WITCH/魔女ｰpart1ｰ衝突』に登場したペク博士の双子の妹。
超能力者を増やす計画を企てた張本人。
少女が脱走したことで命の危機感を感じ、ヒョンには速やかに少女を排除するように命令する。
ヨンドゥ(演:チン・グ)
ギョンヒ姉弟が住む土地をあの手この手狙う暴力団のボス。
弟(デギル)はともかくギョンヒは食い下がるので、非道なやり方でギョンヒを貶めたり、執拗に付きまとったりしてギョンヒは常に彼に悩まされている。
トム
(演:ジャスティン・ジョン・ハーヴィー)
アメリカ人工作員でヒョンの部下。
ヒョンにいつも振り回されていてヒョンに呆れながらもヒョンを援護する役目を担っている。
土偶少女1/土偶少女2/土偶少女3/土偶少年/(演:チョ・ウォンビン/ソ・イラ/ユング・ラエル/キム・ギヘ）
上海の土偶(どぐう)。少女の行方を追う謎の四人組。全員超能力者で、おかっぱ頭の女性がリーダー格。
⚠️特別出演⚠️(※ネタバレではありませんがラストの方に出てくるので、あらすじだけ知りたい方はここを飛ばして2・あらすじを見ることをお勧めします)
ク・ジャユン(演:キム・ダミ)
前作『THE WITCH/魔女ｰpart1ｰ衝突』の主演ヒロイン。
薬を手に入れる為、秘密研究施設を次々と壊滅さえ薬を手に入れながらも深手を負う。ジャユンもまた少女の行方を追う一人。
以上、キャスト紹介を終わります。
2・あらすじ
冒頭は血まみれの謎の少女が、牛小屋の入口に立っており、中の牛が数頭殺されています。
「わが子よ、おいで。母さんの元へ」
という声が彼女の頭に語りかけてきます。少女が牧場に出ると、番犬がおり、自ら鎖を切って襲ってきますが、そこで場面は切り替わります。
時は経ち季節は春、サヌォル・ファッション社員旅行の観光バスの中で、その時代に合わないカセット式ウォークマンを聴いていた若い社員女性ミヨンが目を覚まします。
車内は歌を歌って盛り上がっていて、隣の女性の友人がカセット式ウォークマンを見て「昔のやつでしょ？いつまでそんなので音楽聞いてるの」と友人は言い、ミヨンは「昔のやつが好きなの」と答えます。友人は話題を変え、ミヨンに「昨晩、先輩とやった？」と冗談半分でからかいます。
ミヨンはなにも言わず、友人はミヨンの反応を見て「ヤったんだ！」と大声で驚きミヨンは「やめてよ！」と友人の顔を引っ張り友人は「ごめんごめん、もう冗談言わない」と言い、ミヨンと友人は冗談が言い合える程、仲の良い関係が分かります。
そんな中バスが行く先の進行ルートを変え、怪しい門の中の採掘現場に入り、車内の人達は「ここ行くとこと違うよね？」などの意見が飛び交いざわつきます。
バスはいきなり停止し、ヤン(上司)と主任達がしれっとガスマスクを装着し、車内に催眠ガスを撒き、それを見て逃げようとする社員達を主任達は殴り気絶させます。
ヤンは失神寸前のミヨンに注射を打ち、一人だけ車外に連れ出します。
外で待機していた防護服を着た男たちがバスに乗ります。
ミヨンが目を覚ますと、ベッドに寝かせられ、テレビで「観光バスが崖から転落し、多くの遺体が発見された」と報道されていました。傍にペク総括がおり、目を覚ましたミヨンに「意外と起きるの早かったわね」と言い続け様に「怖がらなくていい」と優しく話しかけます。
ミヨンが弱々しく「お腹に赤ちゃんがいます」と言うと、ペク総括は
お腹の子供は女の子。双子で、
多くの兄弟姉妹ができる。私たちがそうする
と訳の分からないこといい、理解が出来ないミヨンが「どういう意味ですか」と尋ねると、ペク総括の姉のペク博士が来て
自分が何者か忘れたの？
それともわからない振り？
尋ねた所でオープニングクレジットが入ります。（人類の進化、様々な人体実験などの謎の絵や写真。タイトル『THE WITCH/魔女:Part 2. the other one』)
場面は切り替わり、手首に「土偶」と書かれたサングラスをかけた女性が外で待っていると、3人の仲間が車でやって来て、サングラスの女性は車に乗り上海の研究施設に向かいます。
上海の研究施設に着いた集団はガスマスクを付け、彼らは無慈悲に大虐殺を行います。
時は経ち、上海の研究施設にて血まみれの少女が目覚めると、廊下に沢山の虐殺された死体が転がっていました。
少女は頭と腕に付いているコードを外し、沢山の死体が転がる廊下を歩き、建物を出ます。
少女は雪の上を痛々しい裸足で歩き出します。突如激しい頭痛に襲われて鼻血が流れ、海岸や風力発電、都会、コードに繋がれた女性などの映像が脳裏によぎります。
そして周りの雪が浮き上がり、周りは時が止まったかのようになり、頭痛が収まると何事もなかったように時は戻ります。
チャンが乗った車と他2台の車が、海岸にあるペク総括に向かっている途中でチャンはペク総括の家を見て
「良い家に住んでるね」
と羨ましそうに独り言を言い家に向かいます。
ペク総括の家に着き、建物の屋上に謎の女性(チョジュ)が立っているのを見て、チャンは
「あれは何だ、どこから手に入れた」
と意味分からないことを彼女に向けて言います。チャンが建物の中で待っていて天候の悪い景色を見ていると、いきなり顔に血管が浮き出て、チャンは
天気が悪いといつもこうなる
と自分に文句をいい、血管は戻ります。
チャンは車イスに乗ったペク総括に会い、チョジュもペク総括の傍にいました。チャンは「今朝、上海ラボの「土偶」がアークを襲撃した。誰の命令か分からない。超人間主義者派かユニオン派か」と報告します。ペク総括は「調査すれば分かる」と言うと、
チャンは
これは内部の犯行だ。あの子が自分の足で出ていった。このままだったら俺達は終わりだ
と不機嫌に言いながらもペク総括を煽った言い方をし、用意されたお茶を飲みます。
場面は切り替わり、少女は雪が積もる森の中を裸足で歩きます。
ようやくアスファルトの道路に出て歩いていると、後ろからワゴン車が少女のすぐ脇を猛スピードでクラクションを流しながら通り過ぎますが、戻ってきます。
窓からヤクザの幹部が少女に「どこへ行く。乗せてやろうか」と声をかけます。何も言わない少女はただジッと幹部を見つめていますが、何も言わない少女が気に喰わず手下のヤクザに少女を乗せるよう指示をし後ろの座席から手下ほヤクザが出てきて、少女を強制的に連れ去ります。
車の後部座席にいた拉致されたギョンヒが「彼女は関係ない。降ろしてやって」と頼みます。幹部ヤクザが「車のナンバーを見られた。お前を埋めるのに、見られたらまずいだろ」と言い返します。
ギョンヒは「見ている暇は無かった、すぐに覚えられる訳がない」と言うと、少女はいきなり車のナンバーや、運転席に貼った車の保管場所を言います。驚いた幹部ヤクザは運転手の手下を睨み付けると運転手は「大丈夫です、他人名義ですから」と言います。
すぐさま幹部ヤクザはこの少女は只者ではないと察し、「お前は何者だ、精神患者でもなさそうだし。その服や顔に付いている血は本物か？」と尋ねます。横にいた手下のヤクザは少女の頬に付いている血を触り匂いを確認すると「この血は本物です」と驚きながら言います。
ヤクザ幹部は少女を見て笑い、少女の顔や髪をいやらしく触ります。
少女は「離して」と言います。幹部ヤクザは少女が着ている服をよく見てみると精神病院の拘束服だと気づき「イかれてるのか？」と言い服を触わります。
少女は口調荒く「手を放せ」と言うと、幹部ヤクザは少女を面白がり、触るのを辞めません。怒った少女はしつこく触ってくる幹部ヤクザの腕を易々と折り、全ドアが吹っ飛ぶほど車内を荒らし、車は道路脇の林の中に突っ込みます。
ギョンヒが気付くと、車は森の中で壊れ、ヤクザ達は車外に放り出されていました。ギョンヒは拘束されているシートベルトを外して車外に出ると、少女は倒れているヤクザを座って見つめていて、良くないことが起こりそうな予感がしたギョンヒは「やめて。そこまでするは必要はないのよ」と少女の手首を掴み止めます。
ギョンヒはヤクザのスマホで119番に電話し、ヤクザに握らせます。
声も出せない程痛めつけられたヤクザは呻き声しか出せず、それを聞いた救急隊が「救急車を送る」と対応します。
ギョンヒはその場にいた少女を置いていこうとして一人で逃げようとしますが、助けられた恩もあり、その場から一歩も動かない立ち尽くした少女の元に戻り
「一緒に行こう」と手を引いて一緒に歩きだします。
ギョンヒと少女が森の中に隠れていると、救急車が事故現場にやって来ます。
ギョンヒは助けを求めるために叔父である闇医者のビヨンに電話し、車で迎えに来てもらいます。現場に来たビヨンは森から出てきたギョンヒに「何が起きた。またヨンドゥの仕業か？」と聞きます。
ギョンヒに続き森に出てこようとした少女に気づいたビヨンは「誰だあの子は」とギョンヒに聞きギョンヒは「知り合いなの」と返した、直後に少女は大量に鼻血を出して倒れ、ギョンヒとビヨンが慌ててすぐさま駆け寄り車に乗せます。
ビヨンは自身が営んでいる「サンモ動物病院」に少女を運び、少女の体のあちこちから銃弾を摘出します。
ビヨンは首筋にある物を取り出すと、気絶している少女は謎の映像が脳裏によぎり、目を覚ましますがすぐに気絶します。ビヨンは少女から目を離した隙に銃弾で傷ついた傷口がふさがり、ビヨンは口に含んでいた酒を吹き出します。
手術が終わったビヨンはギョンヒに「大丈夫か？ヨンドゥの嫌がらせだろう。お前の土地を奪ってリゾートにしようとしている」と心配そうに言います。
ギョンヒは質問を無視し「あの子は？」と聞くと、ビヨンは「何となくおかしい。警察には通報しなくて大丈夫？何か深い事情がありそう」と聞きます。ギョンヒは「だから通報をためらっている。あの子の面倒は私が見る」と答えます。
「とある中央アジアの某所」血だらけの部屋に、腕に「土偶」と書かれた人が倒れています。
怪我をしたヒョンが壁にもたれながら銃を拾い、倒れている女性の頭に何発も撃ち込みます。女性はたちまち微動せず死亡します。すると無線でトムが「隊長無事ですか？なぜ銃声が？」と尋ねます。ヒョンは「いちいちうるさい、少しはボリュームを下げろ。今は全て済んで一服している。清掃部隊をよこせ」とうんざりそうに答えます。建物の中には沢山の死体が転がっていました。
教会の建物から血まみれのヒョンが出てきて、すれ違うように清掃部隊が建物の中に入ってきます。車で迎えに来たトムがヒョンに「隊長はいつも一人で乗り込む。いつか死ぬかもしれない。だから俺達を待つべきだ」と言う。ヒョンは言い返すように「私は単独行動が好きなんだ、それに信者が来る前にやった」と話します。
ヒョンは手帳を取り出し、先ほど殺した女性の顔写真に×印を付けます。手帳には他にも沢山の人達の写真があった。トムが「あげたタブレットは？」と聞くと「私はアナログが好きだ。タブレットはいつもドラマや映画を見ている」と答えトムは「もっと良い使い方があるでしょ」と反論しますがヒョンは「映画とか見るのに最高の使い方をしているだろ」と返し、トムは呆れて何も言い返しませんでした。
ヒョンはホテルで血まみれの顔を洗い、肩や腕や頭に銃弾が入り込んでいたので、自力で銃弾を取り出した傷口はすぐに治ります。
突如腕に血管が浮き出てきたので、イラついて壁を殴ると血管は消えます。
風呂上がりのヒョンは、パソコンで壊滅していない研究施設で生き残っている少年少女のデータを目にも止まらぬ速さで記憶します。
時は進み、ギョンヒは少女を車に乗せ、自分の農場へ向かいます。
少女は初めて見る周りの風景に喜びを隠しきれずに、車の窓から体半分を飛び出して風を感じていました。さらには外にいる犬や牛に笑顔で手を振ります。
そしてギョンヒの農場に着き、農場のすぐ傍には「済州島花火大会」の巨大な電飾看板があり、初めて見るものに驚いた少女はこれからギョンヒ家にお世話になるのだが…..
事態はこれから大変な方向に向かいます。
少女は命を狙われる原因はなんなのか、少女はどれほどの力を持っているのか、そして少女は無事に生き残れるのか…..
以上があらすじになります。
3・謎シーンと時系列
前作についてもそうですが、前作のラストのシーンを見たことある人なら分かると思うのですが、謎を残したまま終わっています。本作も冒頭から意味がわからないし、一体この子は誰でどの子なのか、これは後に分かると思うのでそんなに気にしていませんが、結局1の謎を残したまま2も終わったので謎を謎のまま終わらせられないか心配で夜しか眠れません☺️
あとは時系列についてのことですが、前作は素晴らしいといえるほど後半にかけて前半で謎を残した伏線を回収していたので、本作はそれを越えるのか期待していたのですが、そうでもありませんでした。
越えているといえばアクションだけでしたね。2は時系列がバラバラになるのは分かってたいのですが、謎を沢山残して終わったので若干消化不良ですが、終わりを見た感じ個人的な解釈ですが続編はあると思うので3を期待しています。(まだ2は劇場公開したばかりなのでまだ先ですが💧)
3・まとめ
いかがでしたでしょうか？
少しでもこの記事で本作に興味を持って頂けたら幸いです！
↑こちらが本作の予告編になります。
是非劇場で見る前に予告を見ていただくと見る意欲が上がるので見て下さい👀
予告もそうですが、前作の『THE WITCH/魔女ｰpart1ｰ衝突』を見てみると本作を楽しめると思います！必ずではないのですが、面倒というお気持ちは分かるので見なくても大丈夫です！
逆も然りです、本作を見た後に前作を見るのも全然ありです！
長くなりましたがこれで終わりたいと思います！ここまで読んでくださりありがとうございます！
あらすじが穏やかではなかったので、最後は2ショットの可愛らしい画像で締め括りますね。
それでは😃