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毒親サバイバーの人生振り返り 1
私の子ども時代は割とカオスで、いろいろなことがあったし、今もいろいろとあったりする。今はそんなに気にしてないけど、昔は家のことが結構コンプレックスで、そのせいでこじらせてしまっているところがたくさんあると思う。
カウンセリングに行こうかなと思ったこともあるけど、あんまり人に話したくないこともあるので、代わりに、今まであったいろいろなことを書き出してみることにした。
まず、私の母について。長女の母は、とても甘やかされて育ったらしい。というのも、母が子どもの頃、祖父母(母の両親)は毎日仕事で忙しく、家で過ごす時間がほとんどなかった。とても寂しがりやな母に対し、祖父母はそれを埋め合わせるように、物やらお金やら、なんでもあげた。その結果、身体が弱かったのも相まって、母はかなりわがままに育つも、本当に満たされたい心の方は満たされることがなかったので、とても愛に飢えた人間になってしまった、らしい。
そんな母は、高校生のとき、当時付き合っていた男の「最近腹が出てきたな」という一言で、ダイエットを始めた。それがだんだんエスカレートし、ブラックコーヒー以外はほぼ何も口にしなくなり、重度の摂食障害になった。ここからしばらく、私が中学生になるくらいまでの20年以上、かなりひどい状態だった。一番痩せていた時で23キロ、もともと160cmほどあった身長も、痩せて骨が弱くなり、150cmあるかないかまで縮んだ。
高校を卒業後、保育士になりたがったが祖父に反対され、代わりに税理士になるよう言われ、資格をとるため専門学校に通った。母は今でもこのことを根に持っていて、祖父母に文句をいったりしている。結局は自分が選んでとった行動なのに、と私は思う。無事卒業し、税理士として働き始めたが、数ヶ月か、数週間くらいでやめてしまったらしい
今日はここまで。