アーユルヴェーダの「消化力」
アーユルヴェーダを学んでいく中で、個人的に目から鱗だったのは
「消化力」を大切にしていること。
体質改善においては
「何を食べるか」にフォーカスされがちですが
アーユルヴェーダで大切にされているのは
「どう食べるのか」
「どのように消化され、排泄されるのか」
ということです。
食べることで栄養を取り入れることは当たり前ですが
そもそも、食べたものは全て消化して、必要な栄養を取り入れられているわけではない。
ということは、意外と盲点だなぁと思います。
では、必要な栄養をしっかりと取り入れるために何が大切かというと
「消化力(アグニ)」を上げるということ。
自分自身の消化力が低ければ、まずは消化力を上げるために
取り組んでみること。
そんな中で、私が実際に取り組んでみて
よかったな〜と思うこと。
朝の白湯に「生姜」を入れること
元々、朝に白湯を飲む習慣はありましたが
胃腸を目覚めさせるために、生姜を入れるようにしています。
これが、朝のお通じに効いている気がします。
朝イチに舌みがきをする
朝起きてまずすること。
舌苔を確認することで、前日の食事の答え合わせができます。
(最近はピッタが優勢になりがちの模様)
また、なんとなくご飯が美味しく感じるようになったのも
嬉しい副産物なのです。
朝の瞑想
朝に、少しだけでも瞑想して心を落ち着かせるように。
そうすると、身体もリラックスできて朝の排泄に向けての
消化力が高まる気がします。
ヨガも5分〜10分行っています。
朝にチャイを飲む
これは、本当に私にあっている気がしてお気に入り。
スパイスが胃腸の消化力を高めてくれるので
かなりの確率で、スムーズに排泄が行えます。
便秘に悩んでいる方には本当おすすめ。
何より甘くて美味しいので、ほっとできる。
私の場合は、乳製品はなるべく避けてますのでオーツミルクで作っています。
よく噛むように意識する
これが何気にいちばん難しい。
元々、早食いの癖がついているので、今も矯正中。
よく噛むことによって、口の中の消化酵素で食べ物の分解がしやすくなる。
そして、ゆっくり噛むことによって、食事のお味がより染み渡るので
食事の満足感が上がった。
腹8分目程度でストップする
これも、胃腸に負担をかけない消化をする上で大切。
1回目のゲップが出たら「これ以上消化するのはしんどいよ」のサイン
とみなして、その時点で食事は終了するようにしています。
スパイスを積極的に取り入れる
取り入れやすいのはブラックペッパー。
いろんな料理に、積極的に使うようになりました。
(たまに、クミンやターメリックを使ったお粥も作ります)
今思いついたもので これくらいなのですが
書き出してみて思ったのは「朝」にまつわることが多いなぁと
確かに、アーユルヴェーダでは朝の過ごし方を
大切にしているのですが
私自身も、少しずつ、気になるものを習慣に取り入れていくことで
以前よりも、朝起きるのが楽しくなっている気がします。
たいそうなことは、できないけど
ちょっとずつ、自分が心地いいと思うことを
取り入れていきたい^^