食品業界の就活〜なんとなく上手くいかないあなたへ、社会に貢献するな〜
私は食品業界に絞って就職活動を行いました。食品系の勉強をしていたし、興味もあったし、親和性もあると思ったからです。世間的には高学歴ですし、簡単に内定をGETできるだろうと思っていました。
しかし、現実は甘くなく苦労することになりました。ESはなかなか通過しないし一次面接の通過率も50%くらいでしょうか。無意味に自己否定してしまい思い悩む日々でした。苦労したのは当たり前である、就活ごときでこんなに思い悩む必要はない、という風に今は感じています。
当時思い通りに進まなかった理由を考えてまとめてみました。先生や先輩の言うことをちゃんと聞いてきた、自己主張は少なく組織には従順、いわゆる優等生の方ほど当てはまる部分があるのではないかと思います。
現時点で上手くいっていない方、これからの就活で失敗したくない方の参考になればと思います。
1.組織で働くイメージが足りなかった。
私がよくなかったのは、自分がどうやって企業や組織で活躍するかをイメージできていなかったことだと思います。
仕事は一人で行うものではなく、人と協力しながら進めるものです。チームに所属したときに、自分はどのように主体性を発揮してチームに貢献するだろうか?そういう観点で自己分析と強みを考えた方がいいと思いました。それっぽい文章は書けていましたが、いわゆる優等生のような面白みのない文章やアピールになっていたと思います。
2.憧れは志望動機にはならない。
憧れは志望動機にはなりません。志望するきっかけにはなりますが、自分がそこで働くべきである、という理由にはなりません。恋愛と同じです、好意だけでは恋愛は成就しません。自分と付き合うことへのメリットを示していく必要があります。
3.社会に貢献するな。
「~を通して、〇〇な社会に貢献していきたいです。」
こんな文章を書いていませんか?社会に貢献してはいけません。耳障りがよくそれらしい志望動機に見えますが個人的には最悪だったと思います。
自分がどうなりたいか?どうありたいか?を書くようにしましょう。
ESや面接でそれを伝えられる人ほど内定を取っていたように思います。
自分がどんな人物でどんな考えを持っており、どういう風に会社で活躍できそうか?自己分析を進めてESを書く際に意識してほしいです。
会社で活躍している人はみんな主体性があります。与えられた仕事をそのままこなすのではなく、自分ならどうするか?もっといい方法はないか?を常に考えています。そしてそれを実行に移す行動力を持ち合わせています。
ご自身が「主体性」を発揮できる、あるいは発揮してきたのはどんな場面なのか考えてみると良いと思います。
皆さんが良き選択をできるように応援しています。