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やっぱりフリーランスにあこがれているよ【読書感想】


これで最後、寂しい

私は寂しいよ、これで終わりなんて。
いきなり本の内容とは関係ないのですが、著いしかわゆきさんの本って現時点で全部で4冊なのですが他3冊は読み終えたのでこれが最後の1冊になります。もう次が無いのか…寂しい…

やっぱり、憧れている

とりあえず惜しむのもこの辺にして感想を書きます。
過去に読んだ「ADHD会社員フリーランスになる」でも感じていましたが、
いしかわゆきさんの自分の特性を理解して自分に合った世界で生きていくという生存戦略が垣間見えました。
やっぱり自分、いしかわゆきさんの働き方というか、フリーランスという働き方に憧れを持っているな~と認識しました。
朝起きれないってのも共感するし、あきっぽいのも分かるし、決まった時間に決まったことをするの難しいし…
会社員という働き方合ってねえ!とは思うんですよね。
あ、唯一、遅刻魔というのはなんか逆でした、私は時間より早く来すぎるタイプです、大体1時間~2時間前に近くの喫茶店まで来て時間を潰してます。で、いつも時間ぎりぎりになってトイレに行ったりして結局時間ギリギリに集合場所にいるというのがよくある話です。…これもADHDあるあるなんでしょうか?
…でも憧れはするけどまだ何もスキルが持てていない辺り夢で終わりそうですね。もう一回「ADHD会社員フリーランスになる」の方読んで現実を思い出しておこうかな…

自分らしく生きる

さて、この本では自分らしく生きる大切さについて教えてくれる本だとかんじました。
世間から見た当たり前が自分にとっての当たり前ではない、あなたは今の環境が当たり前だと思っていますか?と語りかけてくれるようです。
ポンコツであっても上手くやっていける環境はある、だって人や環境、場所が変われば需要なんて変わる、だから一度だめでも別の場所だったら上手くやれることだってある。そう元気づけてくれます。
別に正社員で働くことが全てではない、フリーランスなんていう選択肢もあるよと自分の得意な事や環境で生きていく選択肢をみせてもらえました。

推しは推せるときに推す

好きな人には好きと言っていい、この言葉にはちょっと考えさせられるものがありました。何せ私は好きであると伝える事が無駄か煙たがられていると考えかけていたからです。
と、いうのも私はとある人にスキである(実際には恋愛的とかじゃなくてただの好意)を投げていたのですが、最初はそれなりに帰ってきていた反応が次第に弱くなっていったからです。
もしかして、嫌がられている?、この行為は無駄なのか?そう考えていました。
でも、好きと伝えられること自体が幸せなんですね。
いつかその推しが消えてしまうかもしれない。
それ以上に、自分の中から推しが好きであることが消えてしまうかもしれない。
好きなものがない世界はつまらない。
だからその好きという思いは尊いものなんだ。
そう気づかさせてくれました。
実際私が抑うつになってからゲームが推せなくなった時はとてもつまらない世界が広がっていました。
好きなものが無いって辛い事だな、と思い返して感じました。
うん、最後まで推せるものはちゃんと推そう。

弱みは強みに

おわりに書かれていた「読みやすい」をコンプレックスと捉えていたのにはちょっと衝撃が走りました。
だって…今までいしかわゆきさんの本は読みやすいのが好きで読んでいたのに…それがコンプレックスだったなんて信じられないじゃないですか…
でもそんな自分の文章スタイルを見つめなおして「読みやすい」という強みを形成されていてホッとしました。
なるほど、他人から見たら強みでも本人からみたら弱みなことってあるんですね。
思い返せば、自分はHSPの傾向があり、感情に敏感で怒られる事に非常に弱い事がコンプレックスだったのですが、これはカウンセラーになれば感受性が高く共感性に長けている長所になると捉えれます。
ものは考えようですね。
そいうえば私も記事を読みやすいと言われることがちょくちょくあるのですが、難しい文を書けないのがコンプレックスだったのを思い出しました。
おんなじ悩みだった(笑)

自身をポンコツと認識しながらもその能力を最大限に生かせる方法を考えられていてまぁ本当に立派な人だなと思いました。
読んでて思ったのですがうつ病や私みたいなADHDなんかの人には、このちょっとゆるっとした生存戦略の本は結構お勧めだと思います。
気になったら是非読んでみて下さい!

4冊読破!いしかわゆきさんシリーズは一旦完結です。
次の本が出たらまたお会いしましょう~

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れじちょ@うさぎライター
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