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自分が興味なくても他人が興味あるから良いネタを聞き出そう【読書感想】

相変わらず、いしかわゆきさんの本は読みやすい、難しい言葉はちゃんと解説されているし、分かりやすい例え話などがふんだんに使われている為読んでいてスッと入ってくる感じが気持ち良い。

序盤に書かれていた
「おそろしいほど他人に興味がない」
というところには思わず笑ってしまった、だがすごくわかるな~と思いながら読んでいた。
実際私はnoteではできるだけ他人の記事を読むように意識してはいるのだが、記事を開くとびっくりするほど内容が頭に入ってこない。
あ~、私って他人の記事や経験談に全く興味がないのかな~と常々に思う。
でもなんとか繋がりを増やそうと他人の記事を必死になって読んでいる事を考えると頑張ってるな~と笑えてくる。
そんな共感から読み始めた本書であったのだが、私はある一文にハッとさせられた、それは

「表面的な印象で興味がないと決めつけずに、まずは1%でもいいから、知ろうとしてみよう」

そうだ、確かに人には誰しも面白いポイントがあるが、それが表面に出ていないから興味がないなぁと思うのだなと感じた。
何も情報が無ければ興味が湧かない、言われてみれば当然の事であるが、そんな中で興味のあるものを発掘しようとするというのは、その人を発掘で興味のある人へ変える第一歩である、と感じた。
思えば何となく読んでいるnoteでも「あ~この人はこんな感情を持っているんだ」と感情が出てくる文章があると興味をそそられているなと思い返した、興味がないときは頑張って興味があるとこを探すのが良いのだろう。
反面、読み取る側だけでなく書く側にも興味をそそらせたり、こんな人なんだと分かってもらいやすい書き方をすれば、もっと記事も読まれやすくなるなと感じた、なので私はどんな奴か一目で分かるように名前の後に@うさぎが好きを付けるようにした、うさぎ記事を書いている事までは分からなくとも、こいつはうさぎの話が好きなんだなというのは一目でわかると思う。

そしてもう一つ、ハッとさせられた一文がある。

インタビュアーのつもりで読者のために聞いてみる

あ~なるほど~そうゆう考え方があったか~とすごく脳裏に焼き付いた感覚だった。
そうか、確かに誰かと話をするときは自分が興味はなくても他の人がその人に興味を持っているかもって考えると、その人の為にインタビューをしよう!って考えれば聞き役として徹しやすいな。
そういえば以前、友人との会話でそのまた別の友人の為に仕事のアドバイスを求めて話をした事があったが、あの時はひたすら情報を持ち帰ろうと頑張って聞いていた記憶がある。
あ~あれと同じことを仮想の友人を作って聞けばいいのか、なるほどな~と感じた、ふむ、今後は仮想の友人を脳内に作って話を聞くように意識してみよう。

全体を通して、いしかわゆきさんは話し上手より聞き上手を意識していることが垣間見れた、私も自分の事を話すのはどちらかというと控えめで、他者が楽しそうに話しているのを見ると自分も楽しくなるタイプなので、かなり「うんうんそうだね」「わかるわ~」といった感想を時々口にしながら読んでいた。
もし自分が雑談下手だったり、会話に自信がないと思う方は一度、話すことより聞くことに意識してみてこの本を読んでみてほしい。
いしかわゆきさんの未読本もあと一冊、う~ん最後が楽しみになってきた。

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れじちょ@うさぎライター見習い
私が珈琲一杯飲めます、ありがとうございます。

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