マガジンのカバー画像

隠キャの独り言

17
辛かった時や苦しかった時など、陰キャの私がストレスを感じた時に湧き上がって来るものを文章にしました。
運営しているクリエイター

#インキャ

学生に社会社会言うな

最近、親の口からやたら”社会”、”会社”のワードがでてくる。 「そんなん社会で通用しないよ」 「会社でどーすんの?」 「社会勉強が…」 この世にでてきて俺はまだ学生としてしか生きたことない。 そして社会勉強など学校で教わらない。 できなくて当然だろ。 社会経験のない俺にいちいち「社会が社会が」って言うな。 加えて、これから先の予想しえない未来のことを言われたところで何一つ響かない。 そもそも論で結論を得るたとえ社会人になって社会勉強したり社会経験を積んだところで

虚偽の友

まずは疑問提起から。 友達とは何か? どこからが友達でとこからがそうでないのか? 消しゴム貸してくれたら?何度か会話したら?共に遊んだら? やはり中学生は人生で初めにぶち当たる人生の転換点というか難所というか、この時期は難しい。 “成長”という厄介者がついてくる。 小学生の時はなんの重み(肉体的・精神的なありとあらゆる重み)無く過ごしていた。 ”友達”と呼べる人たちとたくさん遊んだしたくさん話した。 しかし中学生になり他小学校出身の人達と無理やり一緒にさせられ

私は仕事ができない人間である

学生生活において避けては通れない行事として文化祭がある。 無論私は嫌いである。 そりゃ確かに自分のシフトがある(存在認知される安心感)、土・日を潰してまでやりたくないということもあるが、なんといってもその準備である。 (話がそれてしまうからあまり深入りしないが、自分のシフトでない時間帯は家に帰るわけにもいかず共に行動するクラスメートもいやしないから、一日中休憩スペースの椅子に腰を下ろしもっぱら読書やスマホゲームに浸るだけであった。) 文化祭ともなると学校全体をあげての

教室で先生の差し入れにソワソワする隠キャ

主に体育祭など何か大きめの学校行事が終わると、よく先生が差し入れとしてクラスでお菓子やアイスを配ることがある。 それに対しただ素直に感謝や嬉しみを感じ、当たり前のように席を立って前に取りに行く周りの人たち。 私にはできない。 自分が取りに行くタイミングになっても何故だか足が動かない。 立ち上がろうとしない。すなわち素直にもらおうとしない。できないのだ。 私は落ち着いて周りの様子をうかがってみる。 ちらほらいるのである。私と同じように取り行こうとせず頑なに座っている

恋に苦しむ隠キャ

私は高校の修学旅行で台湾に行くことになった。 この時の私に帰国時の気持ちなど微塵も想像出来なかった。 あれは最終日の前日だったか。 最終日と言っても旅行経験のある方ならお分かりの通り、帰国の準備や移動の時間等で観光などほとんどできやしない。 最終日の前日こそ(気持ち的には)最終日なのである。 そんな最終日前日の内容が、「各グループに現地の大学生が一人ついてくれて、一日かけて台湾を案内してもらう」というものだった。 私のグループを担当してくれたのは、どちらかといえば

思春期の苦しみ

この時私は中学二年。思春期真っ盛りである。 実にタイミングが悪い...。 弟は習い事の合宿、妹は祖父母宅にお泊まりとうことであいにく今日は私と両親のみでの外食となった。 レストランに着くと座席は次のようになった。こちら側は私一人で、私の正面に母・父が座る。 妹、弟がいれば私はその二人と喋るし、また両親を交え会話しやすい雰囲気になる。 しかし今は私と両親の三人。 思春期の私はどこに視線を向ければいいか分からずすぐさまメニューを手に取った。 注文を終えると再び手持ち

憂鬱な朝から一日が始まる

※Mから聞いた通り忠実に慎重にそのMの身になって記す。 この時私は高校二年。世にもおぞましいことであった。 共感できる人も多少はいるかもしれない。 これは本当に子の私を苦悩に陥れた出来事である。 ある夜、私はふと目が覚めてしまったのである。 多分あれはまだ日が上っていない冬の寒い朝4時くらいだろうか? 少し目が覚めただけで、まだ寝ぼけがあるというか意識が朦朧としている。 そんななか、幻聴か?何か”音”がするのである。 「うん?これは手と手を叩いて拍手するような

ケーキにココアは無理ですわぁ

私の好きなお茶が無い。私の好きなコーヒーが無い。 仕方なくココアで代用してますが、正直かなりきついです。 だってお茶やコーヒーとかは、あの苦いのを食後に飲んで少し食べ物の味や風味が口の中に残っている状態で飲むのがいいんでしょ。 そう考えると、ココアなる甘い飲み物をその代用とするのはかなり無理がある。 ここでいきなりだが、1人で食うケーキは最高にうまい。 というか、1人の空間で甘いものに浸る1人の時間は最高である。 冷蔵庫にモンブランがあった。 甘いものを食べなが

エゴイズムな母です

13時半過ぎまで家に戻らず、そこには「うどんスープの素」がただポツンと置かれている。 私はその味に飽き飽きしてお理、どうしてもうどんを食べたくなかった。 パンにハマっている私は昼もパンで済ませたかったのだが、色々と都合が悪くパンを食べられる状況になかった。 仕方なくこの日の昼食は次のような”屑飯”で済ませた。 小分けの小さなお菓子、熟した(とても甘いが酷い食感)のバナナ一本、珈琲一杯、コーンスープ、ソーセージ3本そして茶3杯。 食事にこだわる私にとっては”屑飯”とし

I love loneliness. 私は一人が好きなんだ

私は孤独を愛する。 大学に行っても喋るが誰とも会話をしない(つまり独り言が多い)。 馬鹿みたいに人はいるがその中に友達はいない。 がぁーー。家でも一人がいいーー。 一人でテレビ見て、それに一人でつっこんで。(一人で昼飯食いながらヒルナンデスにツッコミ入れるの好きなんよなぁ) とりわけ食事は一人がいい。 食べるタイミンング・スピード・咀嚼音・最後の一個…。 「中途半端に残すんじゃぁねぇ!!」 なに?!最後の一口が入らないだと?見てみろ鏡で貴様の見すぼらしい巨漢の様

俺綺麗好きなんだよ。きたねぇ奴らと一緒に生活したくねぇんだ。

なぜ私が苦労・面倒にさいなまれなきゃいけないんだ。 そう、 綺麗好きは苦労する。 父は絶対にトイレで手を洗ってないし、その言動からして絶対に汚い。というかあまりそういうのを気にしない人だ。 弟も同様に汚いイメージしかない。小さい頃から共に過ごしてきて分かる。弟のスマホなんぞ絶対に触りたくない。 一日中触り続けて、トイレでも、寝る直前も…。 携帯にどれほど細菌がついていることか。自分の携帯を除菌シートで拭いている私にとっては弟の携帯など(無論父のも)絶対に触りたくな

バイトの日々いやでたまらねぇよ

受験が終わった春休み、時間もあり大学生にもなるんだからと母、祖母に「バイト、バイト…」と勧められた。 隠キャの俺にしては我ながら思い切ったと思う。自らメール→面接→実地ですんなり始まった。 寒かったなぁ~。手をかじかませながら立体交差を自転車でのぼり、頬を赤くして鼻水が出かかっている状態で店長と裏へ…。 春休みで暇だから私は始めたんたぞ!月曜日はいいとして、何故土・日曜日に働かねばならんのか。 私はこのような場で反論?ではないが、嫌だと正直に断ることが出来ないのである