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【モンキ】おぼえ書き_066 双極性障害と生きていく その9

みなさんどうも。「モンキ」です。
私はこれまで、転職休職を繰り返してきました。仕事が楽しい時期もあれば、苦しくてどうしようもない時期もありました。
今回は、これまでの人生における双極性障害と仕事との関係について書いていきます。

私は双極性障害をいつから発症しているのか分からないのですが、主治医からは相当早い段階から障害を持っていたのだろうと言われています。
軽躁状態とうつ状態を繰り返すのが双極性障害のⅡ型の特徴なのですが、これまで何度かあった転機と精神状態の揺れが一致しています。
それこそ、中学や高校生の頃からあったのではないかと思っています。

はっきりしたのは、最初の転職の時です。
私の初めての仕事は販売業だったのですが、非常に順調にステップアップしていきまして、最終的に本部商品発注担当、兼務で本店副店長になりました。
肩書だけ聞くと、すごいでしょ(笑)。大したことしてないのですけど。
とにかく仕事が楽しく、残業や休日出勤など非常に多かったですが、全く苦ではありませんでした。

ところがある時から、仕事が辛くてどうしようもなくなったのです。
理由はいくつか言えるのです。それこそ残業が多かったとか、上意下達で社員の意見が反映されない職場風土だったとか、自分の能力不足から仕事が嫌になったのではないかなど。
でも、全て後付けのような気がします。
当時は、訳もなく辛かったです。原因が分からない。
まだ若かったこともありますが、逃げ出すように転職しました。
これが、軽躁状態からうつ状態へ変わっていった時期ではないかと思うのです。

なんでも障害のせいにはしたくありません。
ただ、この後これと同じようなことを繰り返すのです。
仕事が面白く、まわりからも評価され、順風満帆という所で突然働くのが苦しくてしょうがなくなる。
そのたびに転職を考え、休職し、部署転換を経ながら、なんとか現在の会社で働いています。

色んなことを考えます。

自分は飽きっぽいのかもと思うことがあります。
転職したり部署転換したりすると、立ち直って楽しく仕事をするので、一つの事を継続していく力がないのではないかと。
でも、飽きたから辞めるって、あまりに情けないだろう。

責任感がないのかとも思います。
結婚して子供がいて、養っていかなければならない。それが自分の取った行動に対する責任ではないか。
なのに、働き続けることが出来ないなんて、家族を大切に思う気持ちはないのか。

結局のところ、障害に振り回されている気もします。
新しいことを始める時は、軽躁状態で楽しく過ごしている。
でもそれは長続きするものではなく、振り子のようにいずれうつ状態に落ちていく。
そこから何とか立ち直ろうと、転職や部署転換を行えば軽躁状態へ。そしてまたうつ状態へ。
これの繰り返し。
このサイクルをコントロールしなければならない。
軽躁状態を抑えてうつ状態へ入るのを防ぎ、穏やかに仕事を継続していかなければならない。

だけど、本当に今の仕事を継続することだけが良い対応なのでしょうか。

ダメになったらなったで、また転職するなりして、何度でもやり直してもいいのではないだろうか。
そう考えるほうが、自分を追い詰めなくていいのではないだろうか。

もう分からなくなります。

この考え方は、いっそ双極性障害の波に乗った方がうまくいくのではないかという様な、危うくてバランスを崩したもののような気もするのです。
障害と付き合いながら働くというのは、本当に難しいと思います。

復職してから、だましだましやってはいるのですが、辛くてたまらない時があります。
働きたくない=生きていたくない、という思いが浮かんでくることもあります。
とにかく子供が手を離れるまでは今の仕事にしがみつかなければ、という思いでやっています。
とても後ろ向きだという自覚はあるのですが、それが今出来る精一杯です。

無事終わったら、一息つこうと思います。
仕事のこともそうですが、今後の自分のことも、一度リセットしてゆっくり考えようと思っています。
本当は今から準備していけばいいのでしょうけどね。
でもいいですよね。そんな時間が人生の真ん中あたりにあっても。
もう終盤なのかもしれませんが(笑)。

もう少し踏ん張らないと。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、お休みの過ごし方について書こうと思います。

現在の状態:ややうつ状態 体がだるい