#261 心療内科通院記 20241107
本来の受診日ではなかったが、追加で予約をとり本日受診した。#260の話を医師に説明し増薬を依頼するためであり、話題は概ね前回記事と変わらないことをご了承いただきたい。以下、わたしから医師に説明した内容である。
11月1日の金曜日に、弁護士から破産管財人の事務所に「挨拶に行く」と言われていました。直近3ヶ月の銀行の履歴を持参するよう言われていたので挨拶を交わした後に渡したのですが、その履歴を見て、管財人からわたしへの質問が始まりました。
『Uber EATS』の履歴や、自殺の少し前に宝くじを購入したことを持ちだして、「これは無駄遣いですね」「ギャンブルですね」と、わたしの弁護士には再三説明したことを聞いてくるのですが、弁護士は管財人の質問からほとんど何も助けてくれません。一方、わたしは挨拶だと聞いていたので、ほぼ手ぶらなんです。事情をうまく説明できません。
管財人から「これまでの無駄遣いをどう思うか」という風なことを聞かれたので、わたしは「メンタル疾患により、快楽の不足感を買い物に依存することで埋めるようになった。現在は医師の指導のもとで服薬治療を行っている」と伝えたのですが、管財人からは「はぁ、薬を飲んだら買い物をしたくなくなるんですか?」と言われました。この人は何を言ってるんだ?という風でした。
結局そのあと、「反省文を書いてください」と言われてやっと管財人と話が噛み合わない理由がわかりました。病気がどうとかではなく、「今後は身の丈を超えた浪費をしたことを反省し、計画的に生きていきます。関係各位に多大なるご迷惑をおかけいたしました」という風な、こういう場合のテンプレート的な言葉を言わないので扱いにくさを感じたのだと思います。
しかしわたしは当時、買い物を自制することが不可能な状態であったと信じています。無駄遣いと言われることも、自分を守るための行動嗜癖であり、破綻すると分かっていながらも、今日を生きるためにせざるを得なかったことだと考えています。
結局、反省文は相手の求めているであろう内容をAIに書かせて少し追記したものを弁護士に送りました。その日の一連のやり取りはとても不本意でした。病気のせいにすることを否定された訳で、この11ヶ月間、少しずつ「生きていてもいいんだ」と思えるように積み上げてきた土台が崩れる感じがしました。
その日の夜から昨夜まで毎日、タオルで首を絞める行為がやめられません。訳の分からない不安でそわそわして、落ち着きませんし、眠れません。死ぬつもりではないのですが、ぎゅうぎゅうに首を絞めると、呼吸すること以外何も考えられなくなるので、危険なことなのにかえって安心するんです。止められなくなりそうです。このままではまずいと思って受診しました。
医師からは、反省文を書かせる方針(免責不許可事由に該当する事件の対応)をとるのはおかしいと擁護してもらえた。それが結果に影響する訳ではないが、少し救われた。
薬の処方について、わたしからのリクエストで睡眠薬を増薬してもらった。夜にぐっすり眠れるなら、危険なことをする可能性はきわめて低いと判断しているからだ。医師によると、運が悪けりゃそのやり方でも死ぬとのこと。そりゃそうだ。使ったタオルは捨てようと思う。