【#退職エントリ】適切な退職方法と、忙しい時ほどゆったり行動すべき、ということ。
この時期になりますと、新年度から新しい職場で働こうとする方が増えます。
つまり、現職場を退職する方が増加します。
私も、塾長を辞めるときは、「3月末で退職」という形でした。
そこで私が気をつけたことは、「後ろ足で砂をかける」というような退職はしてはいけない、ということです。
ー--
つまり、具体的にはどうするかといいますと
会社に対しては、自身の業務や身辺整理をきちんと終了させ、もしくは、引継ぎを行う。
同僚等に対しては、今までの感謝等を伝える挨拶を行う。
ということは最低限しなくてはいけません。
人によっては、「もう退職するのだから、どういった形でも良いのでは?」と考え、適当に退職する方もいらっしゃいますが、それは一番やってはいけないことです。
何故なら、現在の仕事をしていると結構起こっていることなのですが、どこで前職場関連の方に会うか分からないからです。(意外に世の中は狭いです)
プライベートで出会う程度ならそれほど問題は無いのですが、もしも次の職場の業務関連で会ってしまった場合には、「どのように退職したか」が、その後の業務に大きな影響を及ぼします。
折角、新しい職場で心機一転頑張ろうとしているのに、前職場での振る舞いが足を引っ張ってしまうなんてことは、誰も望んではいないはずです。
少なくとも、「前職場の方に嫌われない退職」が必要です。
ー--
また、行うことは難しいかもしれませんが、
退職間近ほど、ゆったりした(時間に余裕を持った)行動を取るべきです。
ここからは私の実体験になります。
「塾業界での退職は、生徒の受験が一段落してから行う」ということが、塾業界としては当たり前なので、三月に入ってから約2~3週間という短期間で、様々な自分の身の回りの整理をしなくてはいけません。
引っ越し準備が間に合わなさそうだった私は、昼休みに一度帰宅し、ある程度作業してから午後の塾長業務に取り掛かる、という毎日を過ごしていました。
一週間ほどたったある日、家での作業で手間取ってしまい、いつもとは違う通勤経路を70キロ程度で急いで校舎に向かっていたところ、途中で、交通取り締まり(通称ネズミ捕り)に引っ掛かってしまいました。
もちろん私が全面的に悪いのですが、そのせいで
午後の業務に遅れ、引っ越し費用等で厳しかったにも関わらず罰金を払い、ゴールド免許もはく奪され、保険料が高くなる。
という、かなりの精神的・金銭的ダメージを、たった数十分での行動で受けてしまいました。
もう少し早く家での作業を切り上げれば…
もう少し時間に余裕を持って校舎へ向かっていれば…
と、後悔しましたが後の祭りでした。
ー--
上記したことは特殊なことであり、皆さんも同じようになってしまう可能性は低いと思いますが、
忙しい時ほどいつも通りにゆったりとした生活をする、それが余計な仕事を増やさない・次につながる生活を送ることが出来ることにつながる
と思います。