【#大切にしている教え】喜怒哀楽など感情表現を理解することが重要【先輩や師匠からのアドバイス】
私の本業である人事労務系コンサルタントという業種の特徴から、私は他の方よりも「ある分野においての先輩や師匠」と関わることが多いと思います。
ですので、多くの方からの役に立つ・身に染みるアドバイスを受けてきましたが、今回はそういった方々との付き合いで、私が特に有用・心に残っていることを書きたいと思います。
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1.喜怒哀楽をはっきりさせる
十数年前、日本人サッカー選手が今ほど海外移籍していなかった頃、イタリアへ移籍し、開幕ユベントス戦で2ゴール・ローマでスクデッド獲得に大きな貢献し、日本代表にも選ばれた某プロサッカー選手がいました。
その選手のイメージが
1.クール
2.自分の道を行く
というものであったため、それが流行った時代があります。
(某選手の周囲の話しだと、この二つのキャラはマスコミ向けのもので、本来は熱く・努力家だったとのことです)
私もその時代の人間なので、この二つのイメージが何となくカッコ良いという受け取り方をされている方の気持ちは分かりますし、それに相応しい人間性の方もいらっしゃいます。
しかし、人事労務は人と人との関わりですので、自身の考え方が相手に伝わらないことによるリスクはかなり大きいです。
そして、それを相手に伝えるための手段の一つが、喜怒哀楽を分かりやすく伝えることだと思います。
喜怒哀楽をはっきりさせると言っても、常に感情を出すということではありません。
そんなことをしていては、自分も・自分の周囲の方も疲れてしまいます。
『自分の感情をコントロールし、相手方と円滑にコミュニケーションを取る』ということが、喜怒哀楽をはっきりさせることだと理解することが必要です。
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2.物事をなあなあで終わらせる
「なあなあ」という言葉に悪印象を持つ方は結構いらっしゃいますので、「良い加減で終わらす」と言い換えると納得されるかもしれません。
言葉は違いますが、両方とも
二つ以上のものを折衷して折り合いをつける。
対象のどちらかが大きなマイナスを被ってしまっては良くない。
という考えを表しています。
以前「三方一両損」という言葉が流行ったことがありますが、その言葉をもっとくだいた言葉と私は思っていますので、「なあなあ」という言葉の持つ、悪いイメージを無くしていきたいと思います。
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恐らくですが、私は今の生業を続けていく限り、「先輩や師匠」からさらに有益な言動を受け取るチャンスがあると思いますので、これからも日々精進していこうと思います。
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