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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年9月(3)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年09月20日まで』の記事まとめです。



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1.猪苗代高校 ザリ塩ソフト、限定販売会 8月30日、31日 @道の駅 ばんだい(県教育委員会)



 皆さん、「ザリ塩」って聞いて、イメージ、浮かびますか?

 ザリ塩のザリは、ザリガニのザリ。ええええええ~、ザリガニの塩ですか?ちょっと食べるの怖いんですけど、という人に替わって、食べてまいりました。しかも、今回はソフトクリームにたっぷりとザリ塩を振りかけていただく、ザリ塩ソフト。どんなお味がするのか楽しみです。

 最初の印象は・・・、これは!

 かっぱえびせんのお味。塩だけで、かっぱえびせんを食べた感じが味わえます。そして、ソフトクリームのコーンにもかっぱえびせんが刺さっておりました。

 何故、このザリ塩が作られるようになったのか。

 最近、地域を学びのフィールドとした探求活動が多くの高校で行われるようになり、高校生が地域のいろいろな魅力を発掘するようになりました。このザリ塩は1920年代に北アメリカから高級食材として輸入されたものの、今では生態系などに被害を及ぼす恐れのある特定外来生物に指定されている「ウチダザリガニ」の活用法を探求した成果なのです。

 ソフトクリームは道の駅ばんだいの人気商品。抜群のソフトクリームに高校生が開発したお塩をたっぷりかけたザリ塩ソフトは、かっぱえびせんとソフトクリームを同時に味わった感じで、癖になるお味でした。

 カ〇○ーさんとザリ塩えびせんの共同開発の話、来たらいいのに!と考えながら帰路につきました。


地元の「道の駅」を利活用することは大変良いと思います。

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2.(福島高校)高校生模擬裁判選手権・オンライン大会・準優勝!(県立福島高校)



 2年生4名が主体的・積極的に取り組みつつ、支援弁護士の先生方のお力添えをいただきながら、大会までたどり着きました。

 当日は、その甲斐あって、準優勝という見事な結果を残すことができました。福島高校では、生徒な主体的な活動を今後も支援していきたいと思います。


どうにもとっつきにくいイメージのある法律について、学生時代から学ぶことは大変良いことです。

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3.北海道大学スマート農業研修プログラムに参加(会津農林高校)



7月24日・25日、慶應義塾大学「農業大学校・農業高校ホームページコンテスト」農林水産省大臣の副賞で「北海道スマート農業研修」に参加しました。

1日目はF VILLAGEから徒歩数分のKUBOTAAGRIFRONTの農業経営ゲームに参加してきました。また最先端の作物栽培施設の体感や植物工場を見学しました。

2日目は「北海道大学スマート農業研修プログラム」に参加しました。この施設は北海道大学の構内に58haの農場があり、ドローンや無人ロボットなどを使用して、圃場内に構築された5Gのネットワークによって自動操縦・遠隔操作を行うスマート農業の実証プロジェクトを見学しました。


農業は、全業界の中でもトップクラスで、AI導入によるメリットがある業界だと思います。
是非、新しい考えとシステムの導入で未来を作って欲しいです。

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4.電子顕微鏡から広がる新しい世界(県立会津学鳳中学校・高校)



本校の理科実験室には電子顕微鏡が導入されています。

これは「日立ハイテク理科教育支援活動」の協力で長期間借用しているものです。

株式会社日立ハイテクで製造されている卓上電子顕微鏡は、主に大学の研究室などにある高価な実験機材で、高校の理科室に導入されていることは大変珍しく、生徒たちは、電子顕微鏡からのぞく世界に感動と喜びをもって貴重な体験をすることができます。

本校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として高度な理科教育を行っており、これからのSSH活動で電子顕微鏡の活用が大いに期待できます。


宇宙など、まだ見ぬものにロマンを感じる方が多いですが、今回のように身近なものでも、まだまだ分からない・知らないことはたくさんあります。



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