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秋の味覚★さつまいも

こんにちは。
atelier  Respirerのみゆきです。

10月も終わりに近づき、どんどん秋らしくなってきました。
不安定なお天気や激しい寒暖差が続いていますが、体調はいかがでしょうか。
こんなときこそ秋の味覚を楽しみながら、しっかり養生したいものです。

今回は寒くなるとおいしさが増してくる秋の味覚・さつまいものお話です。

さつまいもって…

秋冬の定番食材であるさつまいも。
やさしい甘さを活かしたスイーツだけではなく、天ぷらや煮込み料理、焼き芋など調理法のバリエーションも幅広く、食べすぎてしまいがちです。

多くのミネラル類やヤラピンという排出を助ける成分が含まれてる栄養価の高い食材である反面、カロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。

さつまいもに含まれる栄養素と効果

でんぷん(炭水化物)

さつまいもはエネルギー源となるでんぷん(炭水化物)が主成分となっています。
このでんぷんは加熱することで甘みを増すのです。

また、炭水化物は糖質と食物繊維に分けられ、この食物繊維が便秘解消を助けてくれます。

糖質は過剰に摂取すると脂肪として体内に蓄積されるため、注意しましょう。

ヤラピン

さつまいもを切ったときに断面から溢れてくる白い液体がヤラピンです。
このヤラピンは胃の粘膜を保護してくれたり、排泄をスムーズにする働きがあります。
さつまいもが便秘にいいと言われるのは食物繊維だけではなく、ヤラピンが多く含まれているからです。

ヤラピンはさつまいもの皮に多く含まれますので、皮ごと食べることがおすすめです。

ミネラル類

さつまいもにはコラーゲンの生成に必須となるビタミンCや体内の活性酵素を取り除くと言われているビタミンEが含まれています。
どちらも病気や老化を引き起こすカラダの酸化を食い止めてくれる強い抗酸化作用があります。
この強い抗酸化力が活性酵素に生成を抑え、老化によるシミやしわ、そしてがんの予防にもつながると言われています。
ビタミンEには血行促進の作用もあるので、冷え性の方におすすめです。

また、体内のナトリウム(塩分)を排出する働きのあるカリウムも含まれています。
塩分の取り過ぎによるむくみの改善だけではなく、心臓や血管の病気のリスク軽減の効果が期待されます。

さつまいもには銅も含まれ、貧血の予防や改善の働きがあります。
合わせて骨や血管壁を強くする働きもあるため、骨粗鬆症や動脈硬化を予防すると言われています。

さつまいもの種類

代表的なさつまいもをいくつかご紹介します。

徳島県鳴門市を中心に栽培されている鳴門金時はミネラル分が多いさつまいもです。
おすすめの食べ方は焼き芋。
低温で時間をかけて焼き上げると鳴門金時のおいしさがより引き出されます。

安納芋は鹿児島県の種子島で栽培されている品種です。
ねっとりとした食感が人気のさつまいも。
焼き芋だけではなく、煮込み料理にも向いています。

紅はるかは2010年に品種登録された比較的新しい品種。
糖度が高く、加熱することですっきりとした甘い口溶けを楽しむことができます。
焼き芋はもちろんですが、甘さを活かしたスイーツもおすすめです。

紅あずまは関東を中心に栽培されれいるさつまいも。
繊維質が少なく、黄色い果肉が特徴です。
大学芋や天ぷらにすることでほくほく感が味わえます。


品種も含まれる栄養素も豊富な今が旬のさつまいも。
オーガニックのさつまいもを選べば、安心して皮まで食べることができます。
いろいろな調理法で楽しみたいですね。

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