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山本泰弘
2022年1月7日 23:29
現代の子ども達はデジタルネイティブと呼ばれる。物心ついたときからスマホをはじめとしたデジタル機器が日常にあり、学校ではタブレットやパソコンで学習する。 やがて彼らは進級する過程で古い世代が作った壁に直面することになる。「ローマ字入力」だ。ひらがなでスラスラと入力できる子も多いだろうに、小中学校のICT教育では一般的に、ローマ字入力をさせる。言葉をわざわざローマ字に置き換えて入力せねばならず、
2021年8月19日 07:26
「障害者」に代えて「障碍者」と表記すべきという提案がなされて久しい。「害」の字は印象が悪いというのがその理由だが、「碍」の字は常用漢字ではないために、新聞や放送、公文書などで使うのが難しい。「碍」を常用漢字に追加することも検討されてきたが、今年3月、文化庁の文化審議会国語分科会は、その見送りを決めている。 この問題をクリアするために、いっそのこと「障有者」という言葉を導入してはどうか。「何ら