見出し画像

panda_117:教室に入りやすくする

 少し前の話だが、風邪が長引いて、思ったよりも自宅療養することになってしまった。学校をしばらく休んだあとに、教室に入りづらくなってしまい、そのまま不登校になってしまう子どもがいるというが、その気持ちはとてもわかる。

 私も久々の出勤となったので、職員室に入るまでは少し緊張した。しかし、関係する同僚の先生方が皆、あたたかい声を掛けてくれたので、安心して職場復帰することができた。もし、誰も声を掛けてくれなかったら、非常に居づらい気持ちになっていたかもしれない。

 こちらとしては、仕事に穴をあけてしまって申し訳ないという気持ちでいっぱいだったが、周りの人たちはそれよりも私の身体と体調を気遣ってくれた。こういう職場は、強いと感じた。どんな職場でも、これが当たり前になれば、誰もがしんどいときは休みやすくなるのだろう。制度や法律を整えることは大事であるが、大前提としてそこにいる人が重要なんだと思う。

 

 

いいなと思ったら応援しよう!