panda_80：(クリスマス撲滅を願いながらの）ぼやき⑤
メリークルシミマス🎅🎄🎉
皆さま、クリスマスを楽しんでいるでしょうか？
誕生日と元日に次いで、嫌いな日を迎えている。今日はクリスマスイブである。私は、自分に恋人が居ないときはもちろんだが、居るときであっても常に「リア充爆発しろ」(もう死語だろうか…？)「カップルは皆別れろ」と唱え続けてきた性格の悪い人間である。筋金入りのクリスマス嫌いである。
日本ではもはやクリスマスは、恋人や恋人もどき、ないしは男女の関係がある者同士で過ごす日。もしくは、家族でケーキを食べたり、プレゼントを交換しあったりして、家族仲良く楽しく過ごす日になっている。
「クリボッチ」という言葉も流行っているが、そういう言葉を使って自嘲できるくらいならまだ良いのではないか。もしくは東京で行われている？「クリスマス粉砕デモ」に参加するのも面白いかもしれない。それはそれで参加者たちが団結していて楽しそう。
今日は、公私どちらの人間関係でも良いから、ディナーでも飲みでもお誘いがあると嬉しいなと思っていたが、そんな期待は残念ながら叶わなかった。受け身の姿勢だからダメなんだと言われそうだが、クリスマスは普段に増して人を誘いにくいのだ。「デートの予定があるんじゃないか!?」「誤解されたら嫌だな…」「家族サービスがあるだろうから…」と二の足を踏んでしまう。
何歳になっても、周りや世間が楽しく賑わっているときにひとりで過ごすことほど寂しいものはないと感じる。もっと若いときには、悔しいとか腹立たしいという気持ちの方が強かったかな。最近は、「寂しい」という気持ちが一番強い。
以上、「楽しめる側」に入れない私にとって、クリスマスシーズンは憂鬱なのである。
ちなみに、誕生日や元日が嫌いな理由もほぼ同じであるが、これらはクリスマス以上に嫌いである。「寂しい」気持ちになることに加えて、自己肯定感が下がるからである。
年々、誕生日を祝ってもらう機会がなくなってきた。歳を取ること自体は苦痛なのだけど、「誕生日を覚えてくれていること」「誕生日であることをきっかけとして、自分に声を掛けてくれること」はとても嬉しい。
誕生日なんて他人にとってはただの平日である。それでも、歳を重ねるにつれて誕生日を認識してもらえなくなっているような寂しさ。誰にも興味関心を持たれていない透明人間になったような感覚。LINE等のプロフィールを見れば誕生日だということはわかるのにたったひとことも声をかけてもらえない自分は価値が低いのではないか？優先順位が低いのではないか？
全ては歪んだ捉え方かもしれないが、ここ数年、誕生日を迎えるたびに自己肯定感が低くなり、自分に自信を無くしてしまう。誕生日が近くなってくると深刻なレベルで憂鬱なのだ。仕事に支障が出るくらいにメンタル不調に陥ることもあった。情けない話である。
元日も同じような理由。年賀状を出し合う習慣がなくなって久しい。年賀状で新年の挨拶と近況報告をしていた頃が懐かしい。中学校時代くらいまでは、毎年友達や好きな人から年賀状が届くのを楽しみにしていた。
それが今や、当然誰からも年賀状なんか高尚なものは届かない。年賀状はもちろんだが、メールやLINEすらなくなってきているのが悲しい。何年か前までは0時を迎えるとともに通知が鳴り止まなかったものだが、昨年に至ってはついに一つの通知も無かったように記憶している。友達はもちろん、しばらく連絡を取っていなかった方から連絡が来ると、新年のスタートを明るい気持ちで迎えられるよね。
ダラダラと長くなった。他人や周り、世間との比較をするからダメなんだと言われそうだ。しかし、他者と比べなければ済むかというとそんな単純な話でもない。「自分という存在を忘れられているような寂しさ」と「自分に価値が無いと突き付けられてしまうような辛さ」が根幹にあるんだと思う。
自分にとって特別な日や世間がお祭り騒ぎをする日に、認識されなかったり、輪に入れなかったりする寂しさ。たくさんお祝いしてもらえる人と自分。たくさんの誘いや連絡が届く人と自分。「これが人間力の差なのか!?」「生き方を間違えてしまったのか…」と絶望的な気持ちになる。冷静に考えればそんなことはないのかもしれないが、その時になると、真剣に辛くなり苦しくなり病んでしまう。いろいろな意味で、どうしてこうなった…という気持ちでいっぱいになる。
文字にするのも恥ずかしいが、結局は、愛されたい、慕われたい、人気者でありたいという欲求があまりにも満たされていない、極度の欲求不満状態なんだと思う。
例年よりは心穏やかに過ごせているような気がします。それでも、クリスマス撲滅を心から願ってはいます。
引用やコピペ無しで、しかもお酒を飲んでいるわけでもないのに、こんなに長文を書いてしまいました。お目汚し失礼しました。良いクリスマスを。