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ホリデイ・ディスペンサー

 、、、疲れたよ。

 やっと金曜だ。仕事再開から3日しか経ってないなんて信じらんない。9日ぐらい戦い続けた気分だ。何たる苦難。

 土日休みの人はこれでやっと安心して眠りにつけるだろう。早起きしなくて済む、何たる幸福。小煩せえアラームを聴かなくて済む。素晴らしきかな寝坊。

 信じらんないよね、先々週まで5日間戦ってたとは。どうしたら感覚が戻るのだろう。

 あ、ちなみにアタイは明日もお仕事です。朝一で遠方のクレーム現場に乗り込んで叱られながら作業をする予定です。起きられるのだろうか?もう気分的には土曜だぜ!!というか、ほんとうに土曜だし!!!!

 クレーム対応で難しいのは、理屈が通用しないところだ。理屈が正しくても相手の気分次第でどうにでもされてしまう。言葉の印象だけでこっちが悪にされかねない。ジャンル的には爆弾処理に近いのだろう。

 一応相手を納得させるための資料は先ほど用意したが、不安だ。穏便に終わるのだろうか?穏便に終わったとしても炎天下の作業があるのが嫌で嫌で仕方がない。しかも戻って締めの事務処理もしなきゃいけないのが嫌すぎる。嫌すぎんだろ!!

 で本題だ。

 長期休みが終わるたびに思うこと

 振り分けたい!!

 1週間一気に休むよりも3連休が7回ある方が嬉しい。そうしたい、そうさせろ!!

 定期的にSNS等で「週休3日が理想説」みたいなものが話題になる。あれがやりたい。

 正月休み、ゴールデンウィーク、お盆休み、こいつら3人衆をバラして各週にちりばめたい。具体的に言うと、赤い日が全然ない嫌がらせのような6月に休日を盛りたい。もうたっぷり盛りたい。そして条件がある。

 カレンダーごと赤くさせろ!!

 そうなのだ。私は有給がダダ余っているので、その気になりゃ実現できる。

 でも実現されないのだ。休みにしたところで現場は動いているし、客も動いている。すなわち普通に電話はかかってくるし、対応しなきゃいけないこともある。休みじゃねーんだよ実質。テレワークだ。

 別に権利として放棄する事は可能だ。でも、相手が困ってしまう。休み明けに苦しい目にあうのは自分だ。「お客様の満足のために❤️」という、ホスピタリティーではなく自分の身の可愛さ故に実質のテレワークをしなければならない。

 社用携帯なんて鋳潰して二宮金次郎にでもしまえば良いのだが、困るのは私だ。やるなら取引先の携帯や車両、重機ごと二宮金次郎にしてその辺の小学校に寄付しちまわなければ真の安寧は訪れない。

 だからカレンダーごと赤い日を創造しなければ!!

 休みを切り分けさせろ!!英気を養わせろ!!ゴルフと飲み会以外の気分転換法を認めろ!!!私の休日に「え?ひとりでww」と反応するなー!!!

 キーーーーーーッ!!!


 おしまい

分割はやめようよ
この一瞬に全部かけるのさ
『バナナの皮』作詞:五十嵐隆

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