部活で試合中ミスして落ち込んで、それでまたミスして落ち込んで。無力感と申し訳なさと悔しさで押しつぶされそうな君へ。
タイトルの通り。
学校の部活動というせまい世界の中で、心の弱さゆえ苦しんで、傷ついている。自分に甘くて努力ができない、それでもプライドだけは高い。
そんなヤツに俺からのエールに少しのアドバイスをトッピングして伝えたいと思う。
試合中、お前は常にビクビクしてたよな、自分のとこにボールが来て緊張とプレッシャーからミスをする。それで相手に点が入る。
周りの仲間からかけられる「ドンマイドンマイ」はすべて「ふざけんなよ」「何してくれてんだよ!」
という言葉の槍に変換されて君の体に突き刺さる。
突き刺さった槍はさらに君の体の自由を奪う。
攻撃が終わってベンチに帰る頃には帽子を深く被って涙を堪えるしかない。
仲間、監督の先生、保護者からの視線が痛い。みんなが心の中で君に文句を言う。
味方はいない。「早く試合終わって帰りたいな」
でも、君は試合でうまくできなくてもそれを打破するために大した努力をできなかったよな。その頃はなんで自分に甘くて努力できないんだろうと思ってただけだろうけど。
今なら言えるよ。ただその部活は自分が本当に好きなことじゃなかったんだ。それだけだよ。だからそんな部活辞めるかほどほどに頑張れよ。別に部活で活躍できなくても君の価値なんて落ちやしないんだから。好きだろ。ヘラヘラと、しなくてもいいバカなことすること。それでいいんだよ。
小さい学校の小さい部活の中じゃどうしても狭い世界しか見れない。周りの友達、先生達の世界だけで生きていかなければいけない。
そこからの同調圧力、競争、特定の能力だけの優劣。一部の人間以外、特に心が弱いやつはすぐに敗北者の烙印を押される。
キツイよな〜。わかるよ。
周りのやつはわかってないよな。
ほんとはお前はいろいろ考えてるやつだよな。優しいやつだよな。やればできるやつだよな。
でも、そんなこと自分で思ってたって周りには伝わらないし、周りは気にしちゃくれないよ。
ここから君にアドバイス。
自分自身を許せ。ミスしたって努力できなくたって。
そして、周りを見るな。自分のことだけ考えろ。周りのヤツらなんてクソ食らえ。中指を立てろ。
あと視野を広げて。今の狭い世界の外側をみて!
ついでにできれば、本読んで見せ筋でいいから筋トレしろ。自分に自信つく。成長を実感できる。
がんばれよ。ほんとがんばれよ。自分なりでいいから。自分が1番大切だ。適当でいいからがんばれよ。俺が応援してるから!
なんかトッピング多めになったけど、ほんとに応援してる。
これが過去にいる君に手紙となって届けばいいけどなぁ。
試合帰りに親の車の後部座席でひっそり泣いてる君のポケットに。
がんばれよ。
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